感謝の言葉は生活や職場において重要な役割を果たしており、人間関係の質を向上させる力もあるだろう。感謝の気持ちを直接伝えられると、うれしい気持ちになる人も多いようだ。
■約7割「感謝されるのが好き」
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女622名を対象に実施した調査では、全体で72.5%が「人から感謝さあれることが好きだ」と回答した。
感謝の言葉は、人々の心にポジティブな影響を与えるのかもしれない。
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■職場での感謝の重要性
日々の業務に真剣に取り組んでいる30代女性は、「ある日、上司から『いつも助かっている、ありがとう』と感謝の言葉を直接伝えられました。その一言で、今までの努力が報われた気がしたんです。自分の仕事が評価されていると感じられて、仕事への意欲が一層高まりました」と話している。
この言葉により女性は、職務に対するモチベーションをさらに高めることができたようで、「仕事を続けていて、本当によかったと思います」とも語っていた。
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■日常生活での感謝の瞬間
電車で通勤している20代男性は、「電車で高齢者に席を譲った際、その人から『ありがとうございます』と感謝の言葉をもらいました。その言葉が自分の行動を肯定してくれるようで、とても嬉しかったんです。これからも困っている人がいれば、手助けしようと思いました」と話しています。
今でもそのときの気持ちを大切にしているようで、「小さな経験かもしれませんが、自分にとってはとてもうれしい出来事でした」と振り返る。
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■感謝されることが苦手な人
内向的な性格の30代男性は、「人前で感謝の言葉を受けると、恥ずかしさを感じてしまいます。また上司から直接感謝の言葉をかけられると、かえってプレッシャーを感じるんです。それならば、べつに褒めてほしくはないと思ってしまうほどです」と自分の考えを述べた。
また重荷に感じることもあるようで、「適度な感謝は良いですが、過剰だと負担になってしまいます」と話している。感謝の言葉に対する反応は個人差があり、一概に良いとは限らないようだ。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
2024年5月9日〜2024年5月16日
調査対象：全国10代〜60代の男女622名
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