ラッパーの般若が主演するABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』の第1話が、9日午後11時から放送された。SNSではラッパーらの演技に「かっこいい!」などと反響が寄せられている。
【画像】ラッパー続々出演!『警視庁麻薬取締課 MOGURA』第1話場面カット
本作はラッパーの漢 a.k.a. GAMIから3年前に聞いた実話を基に企画された。ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を基に描く、ABEMAオリジナルのHIPHOPエンタメドラマ。主人公となる警察官・伊弉諾翔吉(いざなぎ・しょうきち)を演じるのは、本作がドラマ初主演となるラッパーの般若。そのほか、成海璃子、吹越満、吉村界人、眞木蔵人、風間俊介といった実力派の豪華俳優らが脇を固める。
第1話は主人公の伊弉諾が麻薬取締課の同僚の高橋(成海)、上司の草田(吹越満)から極秘任務として、大麻栽培が疑われるラッパー集団「9門」への潜入捜査を命じられる。
さっそく伊弉諾と高橋は「9門」のクラブイベントが行われる、ハルクがオーナーを務めるクラブ・パティオスへ向かった。様子を伺う伊弉諾は客の怪しげな空気を察知し、後をつけると、そこで麻薬の売買を目撃。伊弉諾は取引客を装い、“ブツ”を購入しようとしたその瞬間に「9門」のNo.2、OG-T(G-k.i.d)とボスの火薬(Jin Dogg)に見つかる。
売人は一目散で逃げ出し、一人取り残された伊弉諾は火薬から「お前、誰?」と聞かれ、つい「ラッパーです」と口をついてしまう。続けて「憧れの9門に入りたくてここまで来ました」と恐る恐る伝え、潜入のきっかけを作ろうと試みると火薬は「じゃあラップしてみてよ」と言い、ひょんなことから伊弉諾は大勢の観客の前でオリジナルのラップを披露することになる。
「ここまで来たら…」と腹をくくりステージに一人立つ伊弉諾がラップを披露。すると意外にも観客は湧き立ち、その度胸とラップスキルが火薬に認められ、晴れて「9門」の一員になることができた。
「俺たちはリアルしか歌わない、リアルだけがルール」と「9門」の掟を告げられ、「お前のラップ、嘘じゃねえんだろ?」と火薬に念押しされる伊弉諾。警察官というフェイクがバレることなく、リアルなラッパーとして潜入捜査を遂行することができるのか。
その後、イベント帰りに「9門」のメンバー、Young06(Red Eye)が「RED HEAD」のメンバーにさらわれ、物語は初回が動き出す。
第1話は同時刻にYouTubeチャンネルにてプレミア公開を実施。ABEMA公式チャンネルをはじめ、主演の般若やYoung06役のRed Eyeの公式チャンネルなど計6チャンネルにて同時生配信を実施した。
放送後のSNSでは「般若かっこいい!」「Jin Dogg迫力やばい」など出演者に対する感想に加え、「キャストが豪華!ラッパーみんな演技上手い」など本作に数々登場したラッパーへのコメントも上がった。また、ナビゲーターとして登場したMummy-Dについて「ストーリーテラーがラップなのオシャレすぎる」といったコメントも寄せられた。
第1話はABEMAで見逃し配信中。