元SMAPの中居正広(52)が1月9日に公式サイトを更新し、9000万円の解決金を支払った女性トラブルについてコメントを発表。女性との間にトラブルがあったことを認めつつ、《解決していることも事実》《今後の芸能活動についても支障なく続けられる》と強調した。しかし業界では“中居正広は詰んでいる”とみる向きが強いようだ。
中居は今回のコメント発表で、事態の早期鎮静化を図ったのかもしれない。しかしネット上の反応は極めて厳しく、
《解決済みだからって何事もなかったように仕事続けるの?》
《女性トラブルがあったのは事実なんだから、テレビに出ても誰も笑えないと思う》
と猛烈な批判が巻き起こっており、むしろ悪化の一途をたどっている。
「《芸能活動を支障なく続けられる》というのは、正直甘い考えだと思います。というのも、中居さんはテレビ業界においてすでに“数字を持っている”存在ではありません。では、テレビでなくNetflixなど配信動画サービスでの活躍はどうかというと、中居さんがどんなコンテンツを提供できるのかまったく見えず、それも厳しいのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
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数字を持たない中居に対して、テレビ局の対応は容赦がないようにも見える。TBSでは2024年12月26日に予定されていた、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』年明け分の収録を中止に。1月10日放送予定だった同番組の新春SPも映画放送に差し替えられた。
日本テレビでは1月7日に『ザ!世界仰天ニュース 4時間SP』を放送したものの、中居の出演シーンをすべてカット。日本テレビによると《総合的に判断》した結果で、《中居さんご本人からも同様の申し出を受けております》と番組放送前にコメントを発表していた。
またフジテレビは『だれかtoなかい』の番組公式サイトを更新し、《状況を総合的に検討した結果、1月12日の放送から当面の間休止とする判断に至りました》と発表。テレビ朝日も『中居正広の土曜日な会』の当面休止を発表するなど、すべてのレギュラー番組で放送の休止・差し替え対応が取られたことになる。
2024年12月27日には日本テレビが『ナカイの窓 復活SP』を放送したが、世帯平均視聴率は5.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と振るわず。
「同じく活動休止中の松本人志さんは独自の有料プラットホームで活動再開の姿勢を見せていますが、若年層に対して“引き”を持たない中居さんはネットコンテンツで活躍できるか不透明です。YouTubeもやってない、活動の場はテレビだけ、さらに仕事もMC業に特化……中居さんには厳しい状況になるでしょうね」(前出・テレビ局関係者)
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旧ジャニーズ事務所から独立して個人事務所『のんびりなかい』を設立した中居。現状のキャリアを考えると、芸能活動を“のんびり”しすぎたのかもしれない。
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