不朽のミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』より本編映像が解禁された。
第97回アカデミー賞において、主要含む10部門ノミネートを果たすなど、大いに盛り上がりを見せている本作。
この度解禁されたのは、ジョナサン・ベイリー演じるウィンキー国の王子・フィエロのダンス・ナンバー「ダンシング・スルー・ライフ」の大迫力パフォーマンスを捉えた本編映像。
軽快なリズムと“人生はダンス”という頭に残るキャッチーな歌詞とともに、大掛かりなセットと一流のパフォーマーたちによるダンスシーンで、まさにミュージカルの魅力が凝縮されている。
エルファバ(シンシア・エリヴォ)とグリンダ(アリアナ・グランデ)が通うシズ大学に転入し、そのハンサムさと色気で生徒たちを一瞬で虜にしてしまうウィンキー国の王子・フィエロ(ジョナサン・ベイリー)。本来静かに過ごさなければいけない図書館で多くの生徒を巻き込みながら、その場を瞬く間にダンスパーティー会場へと変えてしまう、彼の自由奔放さとカリスマ性が垣間見える映像となっている。
このシーンは、ハリウッドのミュージカル映画黄金期を担ったフレッド・アステアが『恋愛準決勝戦』で見せた無重力ダンスから着想を得ており、ハシゴ付きの“トルネード・ホイール”に乗って竜巻のごとくクルクル渦を巻きながら移動することで、図書館にあるどんな本にも辿り着けるという『オズの魔法使い』(1939)を彷彿とさせる粋な設定となっている。
ジョナサン・ベイリーは、多くのパフォーマーが回転するセットで四方八方へ飛び回る超高難易度の振り付けについて、大勢のキャストと分かち合った月日は筆舌に尽くしがたいと語る。「みんながベストを尽くして5ヵ月も取り組んだダンス・ナンバーを、現場に全員集合して撮った時にはシビレました」と話している。
『ウィキッド ふたりの魔女』は3月7日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)