目黒蓮&佐野勇斗が語る“個人活動”への思い グループのために「頑張って戦いに行っている」

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2025年02月08日 10:10  クランクイン!

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クランクイン!

(左から)佐野勇斗、目黒蓮  クランクイン! 写真:上野留加
 Snow Manの目黒蓮とM!LKの佐野勇斗が共演した連続ドラマ『トリリオンゲーム』。累計発行部数210万部を突破した大ヒット作が原作の本作が、2月14日に劇場版として帰ってくる。今回クランクイン!は、ドラマ版に引き続き、天性の人たらしで“世界を覆すハッタリ男”であるハル(天王寺陽)を演じる目黒と、気弱だが心優しい“凄腕エンジニア”のガク(平学)にふんする佐野にインタビュー。映画化への思いや、近づいた2人の関係性などたっぷりと語ってもらった。

【写真】目黒蓮&佐野勇斗の魅力あふれる撮り下ろしソロカット

■再タッグへの思い

――映画化が決まった時の気持ちを教えてください。

目黒:率直にすごくうれしかったです。ドラマを経て、佐野くんをはじめ、皆さんと一緒にまた作品を作れることに対する喜びが1つ、あとは僕自身『トリリオンゲーム』の世界観がすごく好きなので、その世界観の中に再び入れたことと、それを皆さんにお見せできることがうれしいなと思いました。

佐野:僕も同じ気持ちです。正直、ドラマも大変なことが多かったんですけど、それでも乗り越えられたのは、目黒くんが引っ張ってくれたこと、そしてこのチームだからだと思っています。そこから期間を空けずにドラマの熱量をそのまま映画に持ってこれて、内容もパワーアップしていてすごく楽しかったです。

――お芝居の面でドラマ版から変化させたことや意識したことがあれば教えてください。

目黒:僕はドラマの時に「もうちょっとこうしたいな、できるかな」と思った部分をトライしてみました。具体的に言うのは少し恥ずかしいくらいに些細なことなので、映画を見てから気づいてくれたらうれしいです。

佐野:僕もドラマ版の時に「もっとこうしたいな」っていうところを少しトライさせてもらいました。ちょっと恥ずかしいので…。

目黒:言って、それは。

佐野:あ、僕は言うんだ(笑)。そうですね、ドラマでは(ハルとガクが)何もない状態から成り上がっていくのに対して、映画ではすでに会社を任されている立場になっていたので、その気持ちの重みを出すようにというのを自分の中で少し意識しました。

――変わらない部分もありましたか?

佐野:これは意識したわけではないんですけど、ハルとの関係性はドラマ版から変わらなかった気がします。今まで通りアドリブも多かったですし、やっていて楽しかったなと。

目黒:そうですね。実際に皆さん、ドラマからそのままスッと役に入られていた印象を感じました。それは、ドラマ版と映画版の期間がそんなに空いてなかったっていうのもあると思います。

■バディ感が増したきっかけは?

――ドラマ版からよりバディ感が増したと感じた瞬間はありましたか?

佐野:僕はあります。言っちゃダメだったら止めてくださいね?

目黒:止める準備をしておきます(笑)。

佐野:いろいろあるけど、ご飯に行きました。ドラマの時は行けなかったのでうれしくて…。

目黒:それ言っちゃいけないの(笑)?

佐野:分からないじゃん? 内緒かもしれないから。

目黒:全然言っていいよ(笑)。確かに、ご飯は行きましたね。

佐野:3回くらい?

目黒:そんなに行ったっけ?

佐野:行ったよ! 外に2回と撮影していたホテルの個室みたいなところで何回か。

目黒:……。

佐野:え、覚えていないことある!?

目黒:あっ! 行ったね。焼肉の思い出が濃くて抜けてたけど!

――念願のご飯は行ってみてどうでしたか?

佐野:もちろん撮影の休憩時間に話すことはあったんですけど、ちゃんと時間を取って喋ることってドラマの撮影期間中はできていなかったので、とてもうれしかったですね。だいぶ目黒エッセンスをもらいました! 僕、毎日日記を書いていて。目黒くんとご飯に行った日のことや、そこで聞いた考え方についていろいろとメモしましたよ。

目黒:そうなんだ(笑)。僕は普段佐野くんがどういう気持ちで仕事をしているのか、グループ活動をされているのかを聞いて、すごく共感できる部分が多いなと思いました。きちんと時間を取ったことで、佐野くんってこういう人なんだなっていうのを知れたいいきっかけにもなりましたね。

■Snow Manのライブで「泣きそうになりました」

――ドラマの放送中、お2人ともグループのライブがあり、お互いのライブへ見学に行っていたことが話題になっていました。ステージに立つお互いの印象はいかがでしたか?

目黒:すごくキラキラしていました。グループとしての目標も持たれていると思いますし、目標に向かって頑張っている人ってキラキラしているなと改めて思いました。そういう風に輝いているところを見て共感する部分もあって。目標に向かっている人って「応援したいな」と思わせるなと改めて感じましたね。

佐野:僕も共感度で言ったら相当高いと思います。それは、ドラマ中にお互いが同じようなスケジュールをこなしながらアイドルをやっていたからで、「このスケジュール感でどれだけの頑張りをすればここまでのクオリティーに持っていけるか」っていうのが分かったというか。だからこそ、ちょっと衝撃だったんです。「この人、ここまで持ってくるのにどれだけ裏で努力しているんだろう」って。見ている時はシンプルに楽しんでいたのですが、家に帰ってから改めて考えた時にそう思いました。心配させることなく、シンプルに楽しませてくれるのってすごくて、家で泣きそうになりましたね。「やばいな、この人」って。そこでさらに焚(た)きつけられて、頑張らないといけないなと思いました。

目黒:うれしいですね。

佐野:他の人とは見ている感情が違ったかもしれないです。

――お2人ともグループ活動をしながら個人のお仕事も精力的に活動しています。モチベーションを教えてください。

目黒:僕は、グループに何か還元できるものがあるんじゃないかって常に考えています。その気持ちだけで、個人の仕事に出て頑張って戦いに行っているという感覚です。

佐野:一言一句違わず、以下同文です。

目黒:ちゃんと答えてください(笑)。

佐野:でも、本当に全く同じで(笑)。もちろん個人でのお仕事にも楽しさを感じてはいるんですけど、やっぱり気持ちとしてはグループに100%還元したいなと思っているんですよね。M!LKがあるからこそ、こんなにも頑張れていると思います。とにかくグループを大きくして、ずっと昔から応援してくれてる“み!るきーず”(=M!LKのファンの呼称)の皆さんに少しでも恩返しをして、感謝を伝えたいなと思っています。

(取材・文:於ありさ 写真:上野留加)

 劇場版『トリリオンゲーム』は2月14日から全国公開。
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