築28年の中古住宅を購入した夫婦が2年半かけてリフォームした成果をまとめたビフォーアフター動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で5万再生を突破。一部リフォームはかかった費用も公開しています。
子育てが終了してから“終の住処”を探し始め、理想の条件に合う中古物件と巡り合った夫婦が、夫の早期退職を機に新しい家での生活をスタート。YouTubeチャンネル「ついのすみかつくり」で、初めてのDIYや家庭菜園を手探りで楽しみながら進める様子を発信しています。
ビフォーは移住前の2021年10月に撮影した映像です。自分たちらしくDIYしたいという思いから選んだのは、リフォームや修繕が行われていない「現状有姿渡し」の物件。築28年・3階建ての大きな家ですが、ほぼ土地だけの価格で購入できたそうです。外部壁や屋根、内部壁の塗装は業者に頼んでおり、こちらの費用は合計253万円。
まず台所は、システムキッチンの耐用年数が過ぎていたため取り替えて、キャビネットは分解してリメイク。ブラックに塗装したことでモダンな雰囲気になりました。さらに右側にあった造作カウンターは撤去し、自作の棚とカップボードを配置。広々とした明るい空間へと生まれ変わりました! もともと、キッチンにあったカウンターはガレージで夫のDIYの作業台として使われているようです。
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費用はカップボードが合計14万295円。棚は1908円の棚受け2個と、4個セット3317円の棚受けを使用。棚板は集成材(2100×500×20ミリ)2枚で制作しています。
リビングは、今の形になるまでにいろいろと試行錯誤があったようです。最初は天然木のフローリングを生かそうと補修作業を行うも、劣化したものは元に戻らない現実を目の当たりに。次はフロアタイルを貼りますがこちらも一度失敗。完成までには2年ほどかかったようです。
最終的に、明るめの色のフロアタイル使ってヘリンボーン貼りに挑戦し、きれいに仕上げています。また劣化がみられた階段も、工具を購入して丁寧に削ったり磨いたりして補修。部屋の上部にかかった吊り橋のキャットウォークは夫の自作で、愛猫たちが楽しむ様子を見ることができます。
和室は古い畳を撤去してカフェ板張りに。広縁の水屋も撤去して、思い切ってミニキッチンにリフォームしています。照明やインテリアなどで和の雰囲気は残して、リラックスできる空間に。ここは日当たりもよく、愛猫たちにとってもお気に入りの場所となっています。
動画ではほかにも玄関や洗面台・トイレ、お風呂やランドリールームなどのビフォーアフターも見ることができ、「素敵です。DIYは、センスですね」「リノベーションされていく過程が見れて楽しいです!」との声が寄せられています。
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各空間のDIYやリフォームの詳しい内容については、YouTubeチャンネル「ついのすみかつくり」の過去動画で確認できます。以前には夫がウッドデッキ作りに挑戦する動画が話題になりました。
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