
IOC=国際オリンピック委員会の会長選挙に日本人として初めて立候補していた国際体操連盟の渡辺守成会長が選挙後に取材に応じ、「多様性を重視するIOCの方針が打ち出された」などと話しました。
20日に行われたIOC会長選では、女性として初めてカースティ・コベントリー氏が選ばれました。
日本人として初めて立候補していた国際体操連盟の渡辺守成会長(66)が、選挙後に取材に応じました。
国際体操連盟 渡辺守成 会長
「アフリカ出身でもあるし、女性の時代、多様性を重要視していこうというIOCの方針がしっかりと打ち出されたと思う。若いから出てくる、いろんな提案や改革を積極的にやってほしい」
また、自身が落選したことについては…
|
|
国際体操連盟 渡辺守成 会長
「皆さんの期待に応えられなくて大変申し訳なかった。しかしこれが、日本のスポーツ界にとっての新しい第一歩になればと思っています。いつかは日本人がIOCの会長になることを願っています」