
3月22日、大阪市住之江区の大型商業施設ATCシーサイドテラス内にある『南港ストリートピアノ』の公式Xが投稿した内容が波紋を呼んでいる。
関係者らしき人物が「演奏曲などにも縛りのある都庁型」投稿
《こんな掲示はしたくなかった、、というのが正直な気持ちです、、「練習は家でしてください」》
添えられた画像には、
《この南港ストリートピアノはフードコートの中にあります。つっかえてばかりの演奏に多くのクレームが入っており、このままだとこのピアノを撤収せざるを得ない状況です》
と書かれていたことで、
|
|
《下手な人も上手い人もピアノを通じての交流ができるとかそんなんであるべきストリートピアノが、単に上手い人の演奏をBGMがわりに流しておきたい、ていうものなら、芸術への侮辱でしかない!》
と批判が殺到することに。
その後、関係者と思われる人物がGoogleマップに投稿した口コミの一文が注目を集めている。
《こちらは飲食スペースのストリートピアノと書かれていますが、実際はカフェに併設されたピアノとなっています。テラス内の利用者の社会人を利用対象としたピアノで、演奏曲などにも縛りのある都庁型のストリートピアノ(正式名称は“都庁おもいでピアノ”)です。下北沢や吉祥寺にあるような誰でも遊べるピアノとは属性の異なるものです》
この口コミを発見したXユーザーがスクリーンショットの画像とともに、
|
|
《例のこれ「ストリートピアノ」って名乗るのをやめたほうがいい。曲に縛りあり、つっかえる(ミス)の禁止、ステージである、社会人のみ対象と言っているのなら、まず改名した後、基本は閉鎖しておいたほうがいいよ、本当に》
と投稿すると、
《ストリートピアノには「都庁型」と「下北沢・吉祥寺型」の2種類があるというのが人類の共通認識であるって理解でよろしいの? 私はいま初めて知ったけど》
《“都庁型のストリートピアノ”ってこのレビュアーさんは書いているけど、都庁のおもいでピアノは社会人が利用対象とか演奏曲の縛りがなんてないよね》
“都庁型ストリートピアノ”という言葉が話題に。「都庁おもいでピアノ」を紹介した公式サイトには、
|
|
「おひとり様5分までとさせていただきます」「予約は受け付けておりません」という注意書きとともに、
「皆さまが気持ちよく演奏できるよう譲り合ってご利用ください」「屋根は危険ですので必ず閉めたまま演奏してください」「営利行為はご遠慮ください」「他の楽器類を持込んでの演奏、歌唱はご遠慮ください」
と記されているものの、年齢制限や演奏曲については記載がない。そこで都庁に年齢制限などがあるのかを問い合わせると、困惑しながらこう答えてくれた。
「おひとりさま5分までということ以外、こちらで特に制限は設けておりません」
現在Googleマップの南港ストリートピアノの口コミなどは閲覧できない状況となっているが、炎上に巻き込まれてしまった都庁おもいでピアノも迷惑でしかないだろう。