2人組コント、香呑が10人目指して増殖中 ステージで小道具ぶっ壊しチンチンぶん回す/連載1

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2025年03月25日 05:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

香呑の面高ケンスケ(左)と中島

お笑いコンビ、香呑(かのん)が、メンバー10人のユニットを目指して増殖中だ。千葉県松戸市生まれの面高ケンスケ(25)と中島(25)は小学1年生の時からの幼なじみ。舞台上で小道具の段ボールをぶっ壊したり、作り物のチンチンをぶん回したり、突き抜けたコントで笑いを巻き起こしている。新しい笑いを作るために、コンビとは別に大人数でのコントで活動する予定だ。【小谷野俊哉】


   ◇


香呑というコンビ名は、所属するK−PROの児島気奈代表が決めた。


面高「女の子の名前がよくて、候補をバーって出していって、小島さんに選んでもらいました」


小学校1年で出会い、6年まで同じクラスだった。


中島「僕はオードリーとか小島よしおさんとかが好きでした」


面高「僕はお父さんがドリフターズとMr.ビーンを好きで、その影響を受けました。DVDもいっぱい見せてくれました」


中島「僕もドリフ好きで、ああいう、お金かけてセットを作って、壊したりとか好きでした。『THE MANZAI』とか好きで、Hi−Hiさんのネタとかをよく見ていました」


中学、高校ではスポーツに打ち込んだ。


面高「僕は中学、高校と陸上部で長距離をやっていて、県大会とか関東大会とかに出ていました。高校は日体大柏で横綱豊昇龍が同い年でいました」


中島「僕は中学、高校とバドミントンで6年連続県大会に出場しました。高校は松戸国際です」


小学校、中学校と同じで高校は別に進学。大学は面高が武蔵大、中島が神田外語大に進んだ。


面高「僕は大学に行ってから、お笑いサークル的なものに入りました。大学2年の時に、今所属しているK−PROのライブスタッフとしてバイトを始めました。お金がないんで、お笑いを無料で見られたらいいなっていうのが始まりですね」


中島「大学にサークルはなかったので、普通に同級生と組んで漫才をやっていました。その時にK−PROの誰でも出られるエントリー制のライブに出たんですよ。面高がスタッフをやってたから。そこに1回くらい出てから、コンビを辞めることになって面高を誘いました」


面高「僕もちょっと誘おうと思ってたんでね。辞めないかと思ってました(笑い)。やっぱり、面白いことをしたいという思いがあったんで、そのままK−PROに入ったって感じですね。スタッフをやってたんで、代表の児島(気奈)さん『ちょっと笑いやります』って報告したら、『じゃあK−PROに入ったら』っていうことで入れてもらいました」


(続く)


◆香呑(かのん)2020年(令2)10月10日に結成。


面高(おもだか)ケンスケ 99年9月9日、千葉県松戸市生まれ。趣味は楽しい飲食、四季、チャリ散歩。特技は大声、喜び、小道具作り。178センチ。


中島(なかじま)00年1月31日、千葉県松戸市生まれ。趣味はウクレレ、ドライブ、映画予告編鑑賞、料理(タコス)。特技は学童保育指導、バドミントン(6年連続県大会出場)。170センチ。血液型B。

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