
【写真】「これじゃぁ人は笑わんよ」強面すぎる若手時代の千鳥
■ 「タバコは人生の句読点」
ヘビースモーカーとして知られる大悟が、『チャンスの時間』(ABEMA)で非喫煙者の“生徒”たちにたばこのカッコよさを伝える、という時代を逆行する奇天烈な企画「吸いまくり先生」の回では、大悟から「タバコは人生の句読点」という言葉が飛び出した。
その意味について「今は携帯触っちゃうでしょ? 携帯を持つと字を読んだり、映像見たり、何かしらの情報をずっと入れてるけど、タバコ吸ってる時だけは、何も考えてない。こんな“句読点”が、人生には必要じゃないでしょうか」と解説した大悟。これには生徒役で出演したDJ松永も「どおりで人生が行き詰まってる…。本当に句読点だ」と完全に納得していた。
■ 「酒飲んで大事な仕事をトチるのは…」
相方のピンチをチャンスに変えた名言も。それは2013年の元日、フジテレビの大型お笑い特番『新春!爆笑ヒットバレード』でのこと。大みそかを関西で過ごした相方のノブはあろうことか寝過ごしてしまい、東京・お台場での生放送になんと7時間もの大遅刻をしてしまう。局に着くなりフジテレビや吉本の幹部にこっぴどく叱られたノブだったが、千鳥はわずかだけ舞台に立つ時間をもらえることに。
このとき芸人引退も覚悟していたノブは、舞台に登場するなり「すみませんでした!」と土下座をしたが、隣の大悟は相方の大失態に呆れぎみに「頼まぁ! 酒飲んで大事な仕事をトチってくるのはキャラ的にワシの方じゃ!」「お前がトチっても笑えん!」とバッサリ。自分たちのキャラクターを熟知し、視聴者にも熟知されていると分かったうえでのこのイジりが見事にハマり会場は爆笑。何を話してもウケる空気ではあったが、このピンチをしっかりチャンスに変えた大悟のファインプレーが光った。当時はまだ東京でくすぶっていた千鳥だったが、このあとブレイクの階段を駆け上がっていくことになる。
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大悟の家族にまつわる名言が飛び出したのは2021年4月放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)。ゲストのトラウデン直美が母親と親子ゲンカになった際の見ている父親の振る舞いへの不満を口にしたことをきっかけに、各人の“父親としてどう振る舞うか”が話題に。
自身に娘がいる大悟は「嫁さんと娘がケンカしてる時には、パパが一番の悪者になるのが正解やと思ってる」とし、「ワシが悪者になるのが一番うまくいくから。(妻娘の)2人で最後にワシの悪口言うのが一番仲直りできる」と断言。娘と妻のどちらの肩を持つか? ではなく、その先の展開も見すえた大悟の視野の広さに、スタジオ一同は「ほ〜っ」と感心していた。