おいしそうなクッキーに筆で模様を描いたら……　「何これ！」春が詰まった完成品に仰天「食べるのもったいない」

　菜園をテーマにしたアイシングクッキーを作る様子がThreadsで話題です。そのかわいい見た目と斬新なアイデアが反響を呼び、投稿は記事執筆時点で36万回以上表示されています。

【画像】まさかの完成品

　投稿したのは、アイシングクッキー作家の山本しおりさん。絵を描くようにクッキーで表現した作品はたびたび注目を集め、以前にはクリスマスにぴったりなサプライズを仕掛けた“お菓子の家”が話題になりました。

　今回は、春キャベツ、ニンジン、ブロッコリーといった“春野菜の菜園”を表現したアイシングクッキーです。まずは、真ん中に“何か”を隠せるようなくぼみのある丸形クッキーに、筆を使って春キャベツの葉を再現していきます。

　すると、あっという間に立体感のある春キャベツが完成しました。葉の影や芯の部分まで繊細に再現しており、食べるのがもったいなくなるほどのクオリティーです。おいしそうな春キャベツに釣られて寄ってきたモンシロチョウのクッキーにも見とれていると……。

　パカッと割ったクッキーの中から小さな黄色のトッピングシュガーとイタズラ顔の青虫さんが登場！　春の醍醐味（だいごみ）ともいえる、まさかの仕掛けには驚いてしまいますね。

　実は、春キャベツを立体的にする前に、丸形クッキーのくぼみ部分にトッピングシュガーと青虫さんを入れ、ウエハーペーパーという食用紙で上からふたをするという意外にも簡単な方法で仕込みました。

　春キャベツの他に、ブロッコリーのつぼみやニンジンの葉も丁寧に仕上げています。スコップなどの小物はもちろんのこと、菜園の土や囲いの木材もオレオクッキーを砕いて表現するなど、驚きのアイデアが満載のアイシングクッキーでした。

　見て楽しい、割ってびっくりなクッキーに、Threadsでは「なんとーーー」「もはや芸術クッキー」「素敵です！」「何これ何これ可愛すぎる！」「春がいっぱい」「不意を突かれた発想でした」「食べるのもったいない！」「繊細な手作業」といった声が寄せられています。

　山本さんは、制作したアイシングクッキーをThreadsやInstagram、YouTubeチャンネル「アイシングクッキー作家Fiocco」で公開中。また、書籍『パカッとアイシングクッキー』（文化出版局）やオリジナルデザインのクッキーカッターを販売しています。

動画提供：山本しおりさん