
ティニオ マリア クリスティーナ クエンカ氏
Image by: サボン
イスラエル発のナチュラルコスメブランド「サボン(SABON)」を展開するサボン ジャパンが、5月15日付でティニオ マリア クリスティーナ クエンカ(Ma. Christina Cuenca Tinio)が新社長に就任したと発表した。前代表取締役社長で本社 グローバル CEOのグレグワール ドゥラス(Grégoire de Lassus)は、引き続き本社 グローバル CEOとして、クエンカ氏をサポートする。
フィリピン出身のクエンカ氏は、1998年に慶應義塾大学を卒業。2002年からロレアル(L’Oreal)グループで「シュウ ウエムラ(shu uemura)」と「キールズ(Kiehl’s)」のフィリピン事業立ち上げに参画後、シンガポールでASEAN地域のポジションに就く。2008年から2015年まではLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンで日本と韓国のトラベルリテール事業で、「ジバンシイ(GIVENCHY)」、「ケンゾー(KENZO)」、「プッチ(PUCCI)」、「フェンディ(FENDI)」のフレグランスを担当。2015年から2017年までは、ラグジュアリーアイウェアブランド「DITA(ディータ)」の日本代表取締役社長兼アジアマネージングディレクターを務め、2022年から2024年までスキンケアブランド「イヴロム(EVE LOM)」のアジア太平洋・南米担当副社長を担った。
直近では、2024年4月からフランス発のオーガニックブランド「メルヴィータ(Melvita)」の日本法人メルヴィータジャポンで、代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーに従事。20年以上ビューティ・ラグジュアリー業界に携わり、日本をはじめアジア地域におけるビジネスの成長に寄与してきた。
クエンカ氏は「サボンは、ナチュラルな香りやスキンケア効果に特徴があるだけはなく、日常のライフスタイルを豊かに、そして家族やパートナー、友人にも寄り添うことができる唯一無二のブランド」とコメント。「私のミッションは、日本における高いブランド認知度や好感度を活かし、創造的でエキサイティング、かつ魅力的なキャンペーンやアクティベーションを通じて、サボンブランドを次のステージに引き上げ、より多くのファンを増やし続けることにあります。ブランドイメージのさらなる向上、強固な流通網の構築、ブランド愛に直結する顧客基盤の拡大、ユニークな店舗体験などを通じて、ブランドを昇華させてまいります」と意気込んだ。
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