漫才コンビ「トミーズ」雅(65)が、17日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。令和ロマン高比良くるま(30)が吉本興業を退所したことによる“損失額”をめぐるやりとりで、再び独自の見解を示した。
発端となったのは、5月3日の同番組での雅の発言。「M−1グランプリ」を2連覇したくるまの退所に、「2億4000万円を捨てたってこと」と独自の試算を繰り広げた。
これを受け、くるまはコンビのYouTubeチャンネルで反応し、雅の試算を「マサ算」と名付けて解説。「2億4000万円が失われてしまったんですよ。マジで辞めなきゃ良かった」などと嘆いた。
さらに翌週の同10日の番組では、くるまの損失について、雅が「4億8000万円」と“上方修正”していた。
この日の番組では、これまでの流れを取り上げると、雅は「(M−1の優勝から)20年間たった芸人に僕、調査しました。会社におるから」と、実際の過去の「M−1」チャンピオンで、現在も吉本興業に所属するコンビに話を聞いたことを切り出した。
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「20年前にとったヤツに(収入の話を)言うたら、1人は絶対言わへんかった。太ってるヤツは…」と名前を伏せながら話そうとしたものの、チュートリアル徳井義実(50)が「小杉、お前言えよ!」と、2005年大会王者のブラックマヨネーズの話であることを暴露。
雅は「相方(吉田敬)に聞いたら、やっぱり倍(4億8000万円)や。2億4000万どころではない」と、自身の2度目の“マサ算”が正しかったことを主張。改めて、「YouTubeもあるし、全部込みになると、もう2億4000万どころじゃないらしい。どう? ケムリ、くるま」と呼びかけた。
また、アキナ山名文和(44)は以前の番組で、“マサ算”とは逆の意見を展開し、くるまについて「絶対稼ぐと思います。2億4000万円どころちゃうと思います」と言い、損失どころか、プラスに転じると予測していた。
くるまはこれにもYouTubeチャンネルで反応し、山名にも独自の計算式があるとして「山名算」と命名していた。
山名は再び、「吉本を辞めたってことは、吉本に引かれる分がなくなるわけですから。しかも(M−1を)2回とってるでしょ? 最初の(優勝でギャラの)単価も上がっているわけですよ。それの丸々が、ドンとこれから入ってくるということは、仕事が減ろうが関係ないってこと」と主張した。
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山名の話を受け、徳井は「ケムリが吉本にいるから、辞めた(くるまとの)2人の差が…吉本にいる人と、辞めた人の差が明確にちゃんと額として分かる」と指摘。
すると、MCの山中真アナウンサー(48)が「“徳井算”もあるっていうことですか?」と問いかけ、徳井は「徳井算的には、これはくるまも言っていたんですけど、たとえば100(万円)としたら、ずっと100じゃないと。変動があると。この変動を加味するのが徳井算なんですよ」と応じた。
その上で「令和ロマンは少なくとも今後10年はずっとたぶん(ギャラが)上がっていくと思うので。吉本におっても上がっていたから、ずっと100ではない。(ギャラが)ずっと上がり続けていくっていうのを計算に入れなあかんのんちゃうかな」と、令和ロマンのギャラが固定ではなく、今後も段階的にアップしていくはずだったと予想した。
これに、山名が「吉本(に所属したまま)と、やめた方の、今の方が上がるっていうことですか? 山名算は上がると思うんです」と、退所した方がギャラもアップするとの見方をあらためて展開。
対して徳井は、「徳井算はコメントしたくない。徳井算は大人やからコメントしたくない。吉本、最近怖いから…」と笑わせ、山名が「ズルいな!」とツッコんでいた。
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