
赤福餅で知られる三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」(本社、三重県伊勢市)の新商品がネット上で話題になっています。
「赤福 生羊羹(なまようかん)」
「あん」と「しろあん」の2種。定番商品「赤福餅」のこしあんと「白餅黒餅」の白あんと同じ原料や製法で作ったようかん。「赤福が大切にしてきたあんの風味をより深く味わっていただけるよう仕立てた、やわらかくみずみずしい口あたりのようかんです」(同社)。賞味期限は約3カ月。
お披露目は5月30日から北海道旭川市で開幕される「全国菓子大博覧会・北海道(あさひかわ菓子博)」(6月15日まで、売り切れ次第終了)の会場。
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全国で初めて販売される場所が同イベントだと知った赤福ファンからは、「なぜ旭川だけなんですかー!」「本店で売ってほしいです」「関西でも売って」「東京でもお願いします」「オンライン販売してほしい」「定番商品にならないかな」などの声が相次いでいます。
今後の販売予定は。
同社担当者に聞くと、「現時点では、あさひかわ菓子博の会場での販売を予定しております。今後の展開につきましては未定です」と回答しました。
なお同イベントでは、北海道ではあまり販売の機会がないという「赤福餅(12個入)」と「白餅黒餅(8個入)」も数量限定で販売するそうです。
詳細は同社公式ホームページや公式インスタグラム(@akafuku.official)で。
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配りやすい2個入り赤福も
同社の創業は1707(宝永4)年。名物「赤福」はお伊勢参りには欠かせない銘菓として300年以上愛されています。
餅の形状は「伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しています」(同社サイトから)。
赤福の販売エリアは、本店のある三重県以外では愛知県、岐阜県、滋賀県、京都府、奈良県、大阪府、兵庫県と限られているため、関西みやげとしても人気です。
また最近では、配りやすさを考えて、小さな紙箱に赤福餅が2個だけ入った商品「銘々箱(めいめいばこ)」といった一人向けサイズもラインナップに加わりました。
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