JR東日本、山形新幹線「つばさ、つなぐ。」E3系に車両ラッピングも

1

2025年05月23日 17:20  マイナビニュース

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
JR東日本東北本部は23日、山形新幹線E3系「つばさ」の定期運行が2025年度内に終了し、「つばさ」の車両がすべてE8系に置き換わることを受けて、「つばさ、つなぐ。」プロジェクトをスタートすると発表した。


山形新幹線では、1999年12月の山形〜新庄間延伸開業に合わせ、E3系1000番代の運行を開始。現在運行中のE3系2000番代は、開業当時から運行していた400系の置換えとして、2008年12月から導入された。2024年3月のE8系導入にともない、E3系1000番代の運行を終了。2025年度内にE3系2000番代の定期運行も終了させ、E8系に車両を統一する計画となっている。

「つばさ、つなぐ。」プロジェクトのロゴは山形統括センター社員の考案。E3系の特徴的なシルエットとカラーをモチーフに、列車の疾走感を表現し、E3系からE8系へ「つばさ」の名をつないでいくことを「つばさ、つなぐ。」という言葉に込めたという。


6月17日から、山形新幹線「つばさ」E3系1編成の先頭車両と最後部車両に「つばさ、つなぐ。」プロジェクトのロゴをモチーフにしたラッピングを施し、E3系の運転終了まで掲出予定。ラッピング車両初列車の運行予定は、JR東日本山形エリアマスコットキャラクター「つどりぃ」のX(Twitter)で案内するとのこと。



JR東日本公式サイト内に「つばさ、つなぐ。」プロジェクト専用ページも開設。山形新幹線「つばさ」E3系の歩み、「つばさ、つなぐ。」プロジェクトに関連するグッズ紹介、思い出エピソードなどのコンテンツを掲載する。6月1日以降、「NewDays」「NewDays KIOSK」の山形新幹線停車駅をはじめとした一部店舗で、「つばさ、つなぐ。」プロジェクトオリジナル商品の販売も順次行われる。(木下健児)

    ニュース設定