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日本郵便九州支社は23日、佐賀県唐津市の唐津郵便局の20代男性期間雇用社員が、郵便物など1189通・個を配達せずに放棄・隠匿していたと発表した。
支社によると、局員は4月上旬から同30日までの間、自身が配達すべき郵便物のうち717通とゆうメールなど計472個を配達せず、唐津市内の複数箇所に捨てたり隠したりしていた。郵便物などは人目につかない建物の裏などに置かれており、発見した人が5月1日、近隣郵便局に伝えて発覚した。
郵便物などは回収され、今後、差出人や受取人に連絡を取り対応する。局員は1月から半年間の期間雇用で、勤務態度に問題はなかった。聞き取りに「配達しきれない郵便物を放棄した」と説明しているという。支社は唐津署に相談しており、郵便法違反の疑いで被害届を出す方針。
佐賀市で記者会見した平山泰豊支社長は「被害を受けられたお客様に多大なるご迷惑をおかけした」と謝罪した。【成松秋穂】
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