
【写真】嵩(北村匠海)、健太郎(高橋文哉)と再会
高知連隊から勇猛果敢なことで知られる福岡・小倉連隊に転属させられた嵩。先輩兵士から“指導”の名の下で暴力を振るわれるという理不尽かつ過酷な生活に慣れることができない。
ある日、彼がうつむいて靴を磨いていると、そこに先輩兵士がやってきて「新兵! たるんどるぞ! 立て!」と怒気をはらんだ声で言われる。嵩が「申し訳ありません!」と立ち上がり、その先輩兵士を見ると、それは東京高等芸術学校で共に学んだ健太郎だった。
嵩が小声で「健ちゃん?」とつぶやくと、健太郎は「お前! 何だと!?」と絶叫。人が変わったような健太郎の言動に、嵩は思わず「どうしちゃったんだよ…」ともらす。
そんな中、何かを思い付いた表情になった嵩は、奇妙な歌詞の東京高等芸術学校図案化の歌を静かに歌い始める。すると健太郎は堪えきれず笑顔になり、嵩と一緒に図案化の歌を合唱するのだった…。
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