認知症公表の橋幸夫、検査入院から退院 11日から公演復帰へ

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2025年06月10日 14:05  ORICON NEWS

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橋幸夫 (C)ORICON NewS inc.
 アルツハイマー型認知症であることを公表し、5月末に入院していることが伝えられていた歌手の橋幸夫(82)が、8日に退院したと所属事務所の夢グループが発表した。

【写真】深々と…夢グループ社長とともに謝罪した橋幸夫

 夢グループによると、橋は5月月31日に救急搬送され「一過性脳虚血発作」と診断を受け入院していたが、8日に退院したという。体調は良好で、11日開催の「夢グループ20周年記念コンサート」東近江公演からステージに復帰するという。

 橋は1943(昭和18)年5月3日生まれ。中学2年から作曲家・遠藤実さんに師事し、高校2年の1960年、「潮来笠」でデビュー。舟木一夫、西郷輝彦さんとともに“御三家”と呼ばれて絶大な人気を誇った。1962年には吉永小百合とデュエットした「いつでも夢を」で第4回日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦にはデビューした年から17年連続19回出場した。モンゴル親善大使や各地の観光大使、介助犬サポート大使など多岐にわたる活動のほか、認知症の実母の介護生活を綴った『お母さんは宇宙人』など多数の著書を出版。2020年7月にデビュー60周年を迎えた。

 自身80歳の誕生日となる2021年5月3日に歌手活動を引退。しかし24年4月15日に歌手として復帰することを発表していた。また5月20日には、アルツハイマー型認知症を患っていることを公表した上で、歌手活動は継続すること伝えていた。

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