アメリカ・トランプ政権が大学への圧力を強める中、政府が海外の優秀な研究者を日本の大学などに招へいするための対応策を取りまとめました。
石破総理の指示に基づいて内閣府がまとめた対応策では、政府が創設した10兆円規模の「大学ファンド」の支援を受ける「国際卓越研究大学」に対し、人事や給与の改革支援や独立研究環境の整備を行い、世界トップレベルの研究環境の実現を目指すとしています。
また、世界水準の処遇で日本の大学や国立研究開発法人に優秀な研究者を招へいするため、「大学ファンド」を緊急的に活用するとともに、追加の措置も検討するとしています。
トランプ政権が研究への資金援助や人員の削減を進めるなど、大学への圧力を強めている状況などを踏まえて、日本の大学の研究力を強化することを狙います。
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