画家・山口晃×クレドールがコラボした機械式腕時計が登場。コンセプトは「数寄メカニカル」

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2025年06月17日 19:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

セイコーウオッチから、高級ドレスウオッチブランド「クレドール」と画家・山口晃がコラボした数量限定モデルが8月8日に発売される。

デザインコンセプトは「数寄メカニカル」。山口は機械式腕時計の心臓部とも言われる「てんぷ」に着目し、このパーツを起点に生命の息吹が波紋のように広がり、万物が展開していく様子をイメージしたという。

「てんぷ」の動きを際立たせるため、ダイヤルの6時位置から9時位置にかけてスケルトン仕様を採用。ムーブメントとダイヤルの間には1枚の透明なガラスを挟み、ガラスの表面にメカニカルな意匠を取り入れることで、スケルトン部分の機械的な美しさを際立たせたという。

また山口はクレドールのインデックスの輝きに着目し、日本画のコードの1つである菱文様を構成するものとして採用。光の入り具合によって光と影が反転するデザインを実現するために、菱文様を構成する合計11種、60本におよぶインデックスを新たに開発した。

裏ぶたのデザインは「てんぷ」を月に見立て、そこからススキの野原が広がり、そのススキがほどけて秋草となり、曲線へと展開し、やがて天体の楕円軌道へとつながっていくさまを表現。山口の落款印の刻印もデザインの一部として組み込まれている。

希望小売価格3,300,000円(税込)、国内限定15本。
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