脳の老化の原因は「単純な毎日」?脳内科医直伝『右脳トレ』で“思いだせる脳”に【ひるおび】

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2026年05月08日 16:27  TBS NEWS DIG

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「人の名前を思い出せない」「話したことを忘れてしまう」…それは、“脳の老化”が原因かもしれません。
脳を若返らせるカギは「右脳」にある!?
MRI脳画像診断で1万人以上を治療した、脳内科医の加藤俊徳氏が解説します。

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「単純な毎日」が“脳の老化”を招く

脳の学校 代表 加藤俊徳医師:
脳のMRI画像を僕の発明した画像法でみると、脳の劣化が如実に分かります。
毎日同じことを繰り返していると、どんなに仕事を一生懸命やっていても脳が劣化して、使っているところと使っていないところが極端になってきます。

加藤医師によると、「単純な毎日」が脳の老化を招いてしまいます。
日常で感じる脳の老化を放っておくと、仕事・生活能力の低下や、認知症・うつ病の発症などにつながることも…
脳は100歳まで成長する可能性を秘めているので、脳のコンディショニングが重要だといいます。

「8つの脳番地」を知って、脳を鍛える

加藤医師は、脳の機能や役割を8つの領域に分類した「8つの脳番地」を提唱しています。

運動系・・・身体を動かすこと全般に関係 脳内で最初に成長を始める
伝達系・・・あらゆるコミュニケーションを通じて意思疎通を図る
感情系・・・感情表現に関与 皮膚感覚とも連携 死ぬまで成長
聴覚系・・・言語や周囲の音など耳で聞いたことを脳にインプット
思考系・・・もっとも使われる脳の司令塔 何かを考えるときに深く関係
視覚系・・・絵や文字など目で見たことを脳にインプット
理解系・・・情報を理解し将来に役立てる 好奇心によって成長
記憶系・・・情報をインプットして使いこなす 知識と感情の連動で伸びる

現代人はIT化により、スマホなどの外部記憶に頼りがちになっているので、特に「右脳」にある「視覚系」「理解系」「記憶系」が低下しているといいます。

加藤俊徳医師:
脳は、同じパターンを繰り返していると、同じパターンの脳しか使われません。
違う役割を使わないと、使っていない方が劣化して、使っているものとの差が大きくなってしまいます。

使えていない「脳番地」を自覚して意識的に刺激することで、「右脳」は1か月で劇的に変わるそうです。

脳を若返らせる“右脳トレ”『漢字スライド』

漢字を4分割してパズルのように並べ替えたものを見て、元の漢字を推測します。

左脳は文字を「言語」として捉えますが、右脳は漢字の形や配置を「絵」として捉えます。
右脳の視覚系・理解系・記憶系がこの漢字スライドで刺激され、記憶力や理解力の向上が期待できます。

加藤俊徳医師:
ひらがなと違って「漢字」は視覚的な言語なので、右脳も左脳も使います。
ぜひ、分かる漢字を毎日1文字、2文字と増やしていってください。

恵俊彰:
それでもトレーニングになるんですね。

脳を若返らせる“右脳トレ”『文字ならべかえ』

『きめせんん』
このひらがなを並び替えるとどんな言葉になるでしょうか?

正解は・・・『せんめんき(洗面器)』

この「文字ならべかえ」で、理解系・記憶系・伝達系・思考系・聴覚系が刺激されます。
読む・考えるといった異なる「脳番地」を同時に使用することで、脳全体の連携がスムーズになり、脳の成長が期待できるそうです。

加藤俊徳医師:
分かった瞬間に頭の中で「せんめんき」って言いますよね。その時聴覚をすごく使います。
内言語といいます。

それではもう一問。
『のひんぶゆしん』を入れ替えると・・・?

答えは・・・『しゅんぶんのひ(春分の日)』

加藤俊徳医師:
自分の知っている単語とそうじゃないものを組み合わせてあれこれと考えることで、いろいろな脳の番地を使うことになります。

恵俊彰:
答えられなくても、考えるだけでトレーニングになっているということですね。

脳を若返らせる“最強”のトレーニング『遅口ことば』

例えば、『坊主が、屏風に、上手に、坊主の、絵を、描いた』。

早く言いたくなりますが、「できるだけゆっくり」読んで、なおかつ「が・に・の・を」などの「助詞を強く読む」のがいいそうです。

加藤俊徳医師:
ゆっくり話すと長く聞けますよね。さらに助詞を強調することによって、自分の出した声を自分でもう一度聞き直す。これが記憶力のアップにつながります。

『遅口ことば』は8つの「脳番地」全てを刺激してくれる、最強のトレーニングです。

口を動かして声に出す➡運動系
より遅く発声することを意識➡伝達系
集中力を持続するように促す➡思考系
文章に感情を込め意味を堪能➡感情系
自分の声をしっかり耳で聴く➡聴覚系
一つ一つの文字を目で追って読む➡視覚系
文章の意味を理解して解釈➡理解系
ことばを思い起こし長期記憶を刺激➡記憶系

加藤俊徳医師:
ゆっくり言うことで、自分で理解しながら話すことができますよね。屏風って何?とか想像しながら。これが“右脳トレ”になります。

身体を動かす「右脳トレ」『頭上コップ後ろ歩き』

頭の上に紙コップを下向きで乗せ、落とさないように注意しながら後ろ向きにまっすぐ歩きます。
5メートルを20秒以内で歩くのが目安です。
これにより理解系・視覚系・運動系・思考系の「脳番地」が活性化されます。
※無理のない範囲で実施してください

加藤俊徳医師:
後ろの見えてないところを想像するのに右脳を使います。ゆっくり、美しく後ろ歩きをしていただきたい。全身に注意を向けることもすごく重要なんです。

(ひるおび 2026年5月7日放送より)
==========
<プロフィール>
加藤俊徳氏
脳の学校代表 脳内科医 医学博士
MRI脳画像診断で1万人以上を診断・治療
 

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  • 歳とっても若々しい人は、新しいものを否定しないし、新しい学習に意欲的だし、過去を過剰に美化しないし、自分達の若い頃自慢をしない。それらをするようになったら老害仲間入りです。
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