米Apple、子供の行動を徹底的に管理できるツールをプレビュー

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2026年06月09日 05:10  マイナビニュース

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米Appleは、同社製品を子供が利用する際、保護者がより簡単に管理できる新機能をWWDC 26の基調講演で披露した。それらの機能により、子供がどんなコンテンツを見られるのか、誰とやり取りできるか、いつアプリにアクセスできるかを監視できる。


Appleは主要な臨床研究や子供の発達に関する研究、およびオンライン安全専門家からの助言を製品とサービスに取り入れ、子供のデジタルでの健康に関する研究の進歩を支援し続けてきた。米国小児科学会(AAP)と連携して、保護者がApple製品を使用する際に参考にできるガイドとして、ファミリーメディアプランを改訂している。テクノロジーが子供の健康に与える影響を理解するために研究者との連携を続け、この分野の進歩に注力してきたという流れがあるが、今回の施策は、それらを反映したものとなりそうだ。



今秋のソフトウェアアップデートにより、保護者は、推奨される重要なアプリのセットによるよりシンプルな設定体験、ウェブサイト閲覧のリクエスト、許容時間、再設計されたスクリーンタイムなど、子供の安全の新しい機能にアクセスできるようになる。これらのアップデートは、ペアレンタルコントロールを強化し、子供のために安全で信頼できるプラットフォームを構築するAppleの取り組みを改めて示すものであるという。


子供用のアカウントを設定することで、成人向けウェブサイトを制限したり、年齢に適したメディアのみを許可したり、App Storeで年齢にもとづく制限を設定したりといった、年齢に合わせたシステム全体での保護が可能となる。保護者が子のために新しいデバイスを設定する際には、子供用アカウントの作成手順が案内される。13歳未満の児童には子供用アカウントを利用する必要があり、18歳まで利用が可能となっている。


子供用アカウントが作成されたあと、保護者は子供がデバイス上でアクセスできるアプリを選定したり、使えるものを絞り込んだりといったことが行える。保護者は、いくつかの重要なアプリのみや厳選されたセットから始めることも、子に適していると思うアプリのみを選ぶこともできる。保護者は、1つひとつのステップで管理を維持しながら、時間の経過に伴って徐々にアプリを追加していける。



保護者は「承認と購入のリクエスト」を使用して、ほかのアプリへのアクセスを簡単に拡大できる。これにより保護者は、子がApp Storeからアプリ(無料または有料のどちらも)をダウンロードしたり、アプリ内購入を行ったりする前に承認を得るよう求めるように設定できる。新しい「ウェブサイト閲覧のリクエスト」により、子がSafariで新しいウェブサイトにアクセスする際に承認を得るよう求めることも可能となる。この機能は、iPhone、iPad、Macの間でシームレスに動作する。

また、メッセージ、FaceTime、電話の各アプリでは子供が連絡できる相手をはじめから保護者が管理できる。新しい連絡先とやり取りしたい場合には、新しい人とつながる前に保護者に承認を求めるよう設定が行える。なお、「コミュニケーションの安全性」は、すでにメッセージアプリやFaceTime通話でヌードが検出された場合に画像をぼかす処理を行っており、18歳未満のユーザーにはデフォルトでオンになっている。今後はこの機能により、共有される画像やビデオに残酷または暴力的なコンテンツが検出された場合に、これらのコンテンツもブロックされるようになる。


「許容時間」を使うと、子供がエンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアなどのカテゴリーのアプリに費やす時間をより柔軟に管理できる。許容時間を設定する際には、専門家による研究に基づく、年齢に応じたガイダンスが保護者に提供される。保護者は毎日のスケジュールを設定して、1日または1週間の様々な時間帯にアクセスできるアプリを管理することもできる。これにより、授業中などの重要な時間に集中を保てるようになることだろう。


再設計されたスクリーンタイムでは、平均デバイス利用と頻繁に使用されているアプリを保護者が一目で確認できるようになる。保護者は、タップするだけでアプリとウェブへのアクセスを簡単に、すばやく調整が行える。家族の時間を守るために、食事、屋外での活動など、しっかり集中してほしい時間に保護者がアクセス制限をすばやく設定できる。子供がアプリで何かを完了させるためにもう少し追加の時間が必要な場合は、保護者がアクセスを延長することも簡単に行える。


さらに、保護者が最新情報を入手してさらに詳しく学べるように、Appleは最新のツール、有用なリソース、初めて利用するための方法などのよくある質問に対する答えを紹介するための専用ウェブサイトを提供開始している。これにより、保護者は、子を守るために役立つ既存の信頼できるツールについてオンラインで詳しく確認できるようになる。



なお、アプリ内で年齢に基づく体験を確実に提供するうえで、デベロッパも重要な役割を担っているという認識に立っており、保護者から新しいアプリ内連絡先の承認を得るために役立つ一連のツールを、それぞれSensitiveContentAnalysisとPermissionKitとして提供している。デベロッパはDeclared Age Range APIを統合することもでき、このAPIにより年齢範囲をリクエストし、それに応じてアプリ体験を調整できる。これはプライバシーを保護する方法で行われ、誕生日は共有されないとのことである。()

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