『ブリング・ハー・バック』© 2025 RACKAWAY PTY LTD All Rights Reserved『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』監督とA24が放つ禁断の儀式体験ホラー『ブリング・ハー・バック』が7月10日(金)より日本公開。A24といえば、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『X エックス』『Pearl パール』など、観る者の記憶に強烈な印象を残す数多くのホラー作品で知られ、名場面とともに多くの映画ファンの脳裏にも焼きついている。
この夏は、父親を亡くした兄妹が暮らし始める“親切な”里親ローラを演じるサリー・ホーキンスが怪演、本作『ブリング・ハー・バック』がA24ホラー作品の新たな“顔”としてその系譜に加わる。
『ヘレディタリー/継承』
アリ・アスター監督の長編デビュー作。祖母の死をきっかけに崩壊していく一家を描いたサスペンス・ホラーで、A24ホラーの金字塔としていまなお高い人気を誇る。
本作で母アニーを演じたトニ・コレットは、家族に次々と降りかかる悲劇と説明のつかない恐怖に追い詰められ、絶望と狂気の境界をさまよう女性を熱演。張り裂けるような悲しみと怒りをむき出しにしたその表情は、本作を象徴する名シーンとして映画ファンの記憶に刻まれている。
『ミッドサマー』
『ヘレディタリー/継承』に続くアリ・アスター監督作。不慮の事故で家族を失った大学生ダニーが、恋人や友人たちと訪れたスウェーデンの祝祭で、徐々に狂気へ飲み込まれていく若者たちを描いた異色のスリラー。
主人公ダニーを演じたフローレンス・ピューの慟哭は、本作を象徴するシーンのひとつとして知られている。悲しみと喪失、そして共同体の狂気が入り混じるその瞬間は、多くの観客に強烈な印象を残した。
『X エックス』
1979年のテキサスを舞台に、自主映画の撮影のため人里離れた農場を訪れた男女6人が惨劇に巻き込まれていくタイ・ウェスト監督のスラッシャーホラー。
ジェナ・オルテガ演じるロレインは、想像を絶する恐怖の中で次々と仲間を失い、極限状態へと追い詰められていく。怯えや絶望がむき出しになるシーンは、本作屈指のトラウマシーンとなっている。
『Pearl パール』
『X エックス』に登場する殺人鬼パールの若き日を描いた前日譚。スターになることを夢見る少女パールが、夢と現実の狭間でもがきながら狂気へと堕ちていく過程を鮮烈に描き出した。
ミア・ゴスが演じるパールの魅力は、その感情の振れ幅にある。夢への憧れ、嫉妬、孤独、怒り、絶望――抑えきれなくなった感情があふれ出すその表情は、不安と哀しみ、そして狂気を同時に感じさせる唯一無二の存在感を放っていた。その圧巻の演技は巨匠マーティン・スコセッシ監督からも称賛され、大きな話題を呼んだ。
『ブリング・ハー・バック』
『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』で世界を震撼させたダニー&マイケル・フィリッポウ監督が新たに放つ『ブリング・ハー・バック』。父親を亡くした兄妹が里親ローラのもとで暮らし始めたことをきっかけに、禁断の儀式へと巻き込まれていく“儀式体験ホラー”だ。
本作でサリー・ホーキンスが演じるローラは、一見すると優しく親切な里親。しかし、その明るい笑顔の奥には常軌を逸した愛情と底知れぬ狂気が潜んでいる。彼女が抱える<恐るべき願い>とは一体何なのか――。
今回、併せて解禁された場面カットでは、そんなローラの複雑な感情があふれ出した瞬間が切り取られている。サリー・ホーキンスの圧倒的な演技力によって生み出されたその表情は、不穏さと強烈な存在感を放つ。
ダニー・フィリッポウ監督も「演じる人物にあれだけ気持ちを込める人がいるなんて」と感嘆した、その圧倒的な役作り。これまでの優しいイメージを覆す壮絶な演技に注目だ。
『ブリング・ハー・バック』は7月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)