「図々しすぎる……」夫が実家で目撃した“衝撃の光景”。泣いて土下座した義妹の言い分とは

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2026年06月15日 22:10  All About

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ラップもビニール袋も使い捨てにせず、車も手放す節約生活。義両親からは「お年玉中止」を言い渡された。家族それぞれが苦しい生活をする中で、驚くべきことが起こった。ローンが払えず困窮した義弟一家の衝撃の行動とは。※画像:PIXTA
厚生労働省が2024年に行った「国民生活基礎調査」によると、生活が「大変苦しい」「やや苦しい」と答えたのは、全世帯の58.9%に上るという。今年はさらに苦しく感じている人が増えているのではないだろうか。

生活費が1.5倍近くに

「スーパーに行くと実感しますね。いつも通りの買い物をしても、ここ半年くらいで払う代金は前の1.5倍くらいになっている気がする。もう計画を立てないと食材の買い物さえできません。以前だったら4人家族でサラダを大盛りにして食べていたけど、今は銘々の皿に適量を分けておく。レタス1個、1度に食べるなんてことはできません。うちはサラダが大好きだから本当は思い切り食べたいけど、そんなことはできない」

アヤコさん(46歳)はそう言う。食べ盛りの高校生と中学生、二人の男の子がいるから食費も頭痛の種だ。彼女はパートを増やし、夫は週末、副業を始めた。

「ラップとかビニール袋も使い捨てにせず、洗って何度か使うようにしています。まじめに働いて税金を納めて子どもを育て、ぜいたくすらしていないのに、どうして食べるものにさえここまで頭を悩ませなければいけないのか、本当に苦しいです」

最寄り駅から自宅まで徒歩20分くらいあるので、軽自動車も所有していたが、それも手放した。アヤコさんと子どもたちは自転車を、夫はバスもしくは徒歩で駅まで行く。健康のためにはいいかもしれないと言いながら、夫婦で肩を落としたという。

義両親から「お年玉中止」を言い渡され

「すぐ近くに夫の実家があるんです。義両親は70代だけど元気そのもので、家庭菜園をやっているから時々野菜をくれますが、もらいっぱなしというわけにもいかないのでお礼を返す。結局、節約にはならないんですよね」

義両親は年金で「ごく普通の暮らし」ができているが、昨年の正月に「今年からお年玉は中止」と言われ、子どもたちはがっくりきていたという。

「オレたちも生活が苦しいんだ。分かってほしいと言われて、もちろん納得しましたよ。うちも車がないから、病院に送っていくのは無理だからと夫に言ってもらいました。若干、疎遠にはなったけど、元気なうちはそれもいいかなと思っていたんです」

ところが今年になって、アヤコさん夫婦がびっくりするようなことが起こった。

夫の弟一家が実家に

夫の弟夫婦とその子ども二人が、実家に越してきたのだ。

「夫がたまたま実家に顔を出したら、なんと引っ越しの真っ最中。実家は二階建てなんですが、義弟一家はその2階を使うことになったらしい。どうして話してくれなかったんだと両親に言ったら、『あの子も仕事がうまくいかなくて大変なの。あんたのところはいろいろうまくいってるでしょ』と母親に言われたそうです」

義弟の勤務する会社が給料遅配になったりしていることは聞いていた。転職を考えているという話もあった。だが、実家を頼らなければならないほど困窮しているようには思えなかった。

「結局、家のローンを払うのがきつくなって、売りに出したらそこそこの値段で売れて、ローンを返してもいくらか手元に残ったらしい。それをもって家賃がかからない住まいを考え、実家に同居ということになったようだと夫が言っていました。義妹が泣きながら両親に『住まわせてください』と土下座したとか」

そうまで追いつめられていたのなら仕方がないとアヤコさんは思ったが、3カ月もしないうちに義両親から夫にSOSが入った。

食費すら出さない弟一家に

「食事は義妹が作るという約束で、食費も毎月5万以上渡しているのに、毎日ほとんどインスタントしか出てこない。別々にしようと言ったら『じゃあ、うちの分も作ってください』と言いだした。ところが食費は出してくれない。弟に直に言っても、なんだかのらくらとかわされてしまう。このままでは家を乗っ取られるって。夫が言うには『弟は昔から、ものすごくわがままだった。親もそれを許してきた。大人になってもあいつは変わっていない』と」

その後、夫が入ってなんとかうまく和解の道を探ったが、弟もその妻も「分かった分かった」と言いながら、やはり両親の冷蔵庫を使い、食費すら出さないという。

「実家は一軒家だし、私たちの家より駅にも近いから、売ろうと思えば売れるんじゃないかと思うんですよ。だから夫は両親を焚きつけて、家を売って二人でどこか小さなマンションにでも住んだらどうかと提案した。両親もその気になりかけたんだけど、それが弟夫婦にバレて両親が怒られたみたい」

両親がどうしたいのか、弟一家を丸抱えしてもいいと思っているのか、自分たちの生活を第一に考えたいのか、それが分からないため、夫は手をこまねいている。

「弟夫婦が親の年金を狙っているとしたら、どうにかしないとこっちにもとばっちりがくる。うちだって子どもたちの学費を考えたら、経済的な援助はできない」

まずは親の気持ちを聞くのが先だと、アヤコさんは夫をせっついているが、夫もなかなか踏み込めずにいるようだ。

<参考>
・「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)

文:亀山 早苗(フリーライター)
明治大学文学部卒業。女性の生き方を軸に、家族、夫婦関係、働き方などをテーマに取材・執筆を続ける。くまモンの追っかけ歴は長く、近著に『くまモン力』がある。
(文:亀山 早苗(フリーライター))

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