JR東日本は6日、ダイヤ改正を2025年3月15日に実施すると発表した。京葉線は一部の輸送体系を見直し、夕夜間の下り各駅停車を快速に変更する。京葉線への直通運転を行う武蔵野線は、利用者の増加にともない増発するという。
京葉線は2024年3月のダイヤ改正で、朝および夕夜間の通勤快速・快速を各駅停車に変更するなど輸送体系の見直しを行った。快速の運転時間帯も縮小され、当初は日中時間帯のみの運転としていたが、後に内容を変更。外房線・内房線から直通する朝の上り2本も京葉線内を快速として運転することとした。2024年9月にもダイヤの一部変更を実施。現在は日中時間帯の他に朝の上り4本(東京駅に7〜8時台に到着)、夜間の下り2本(東京駅を20時台に発車)を快速として運転している。
千葉支社の発表によれば、2025年3月のダイヤ改正で夕夜間の下り各駅停車(平日2本・土休日1本)を快速に変更するという。ダイヤ改正後、平日・土休日ともに東京駅21時21分発、蘇我行の快速を設定し、夜間の下り快速を増やす。あわせて平日に東京駅16時2分発・蘇我駅16時43分着の快速を設定。これにより、平日日中における下り快速の運転時間帯が拡大される。朝および夕夜間に運転している一部の快速についても運転時刻を変更し、所要時間を短縮するとのこと。
ダイヤ改正に合わせ、西船橋〜海浜幕張間で各駅停車の増発と運転区間延長も行う。平日は西船橋駅19時43分発の新習志野行、武蔵野線から直通する西船橋駅20時37分発の新習志野行をそれぞれ海浜幕張行とし、運転区間を延長。西船橋駅20時43分発・21時49分発の新習志野行、海浜幕張駅20時21分発・21時20分発の西船橋行(西船橋駅で武蔵野線へ接続)を増発する。土休日は新習志野駅20時0分発の海浜幕張行、西船橋駅20時41分発の海浜幕張行、西船橋駅21時35分発の新習志野行を増発するほか、海浜幕張駅20時20分発・21時17分発の西船橋行(西船橋駅で武蔵野線へ接続)も増発する。(MN 鉄道ニュース編集部)