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前回からの続き。私(サキ)は、夫と子どもたちとの4人家族。プライベートのSNSアカウントでは弟のヒロキのお嫁さんであるアヤノちゃんと相互フォローしています。しかしここ最近のアヤノちゃんはSNSのなかで弟のことを「ATM」と呼びディスっています。しかも弟の顔まで晒して……。私は祖母の誕生日会で顔を合わせたときに、事情を聞こうと話を切り出します。私が「責めたいわけじゃない」と寄り添うと、アヤノちゃんは口を開きました。
![7-2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1735353925-03858de3a2c1f270340279d5d1b0d825-1200x1488.png)
「私も良くなかったと思うけど、ヒロキも同罪っていうか……」アヤノちゃんにはその考え方の間違いに気付いてもらわないといけません。「別問題なんじゃない? 文句ならヒロキにぶつければいいじゃない。なんで投稿するの?」
![7-3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1735353937-7ef92e0712bd889842b3107b14b50659-1200x1488.png)
![【修正版】7_4](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1738214819-edfa6d27934bdd6ab5a3b11bf449dfde-1200x1488.png)
アヤノちゃんの投稿にはお酒や美味しいおつまみなど、大好きなものがたくさん詰まっていました。私は見るたび楽しい気持ちをもらえていたのです。変わったのはここ数ヶ月のこと。もともとは悪口を投稿するような人ではありません。
![7-5](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1735353962-002b159f657f96f9c7156a9ebe9ebf72-1200x1200.png)
私は全面的にヒロキの味方になってしまわないように、アヤノちゃんの言い分をしっかりと聞くようにしました。そのうえで私がフォロワーの1人として伝えたいことを、なるべく中立的な立場から話したつもりです。せっかくのアヤノちゃんの素敵なSNSが、「ATM」のせいで雰囲気が悪くなるのはもったいないと伝えると、アヤノちゃんの顔色が変わった気がしました。
すると突然ヒロキが話に入ってきたのです。アヤノちゃんが離席したままなかなか戻ってこないから、気になって見にきたのでしょう。ヒロキはいったいどこから私たちの話を聞いていたのでしょうか。どちらにせよ聞かれてしまった以上、アヤノちゃんはヒロキと直接向き合うしかありません。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子