
石破茂内閣の支持率が34.4%に上昇したことがANNの世論調査で分かった。支持率は先月より6.8ポイント上昇し、不支持は46.4%だった。
小泉進次郎農水相が備蓄米を放出したタイミングでの支持率上昇に、ネット上では、
《石破内閣のいったいどこに上昇するポイントがあるのでしょうか?》
《今の自公政権で支持率が上がるのは、そんなわけないやろという感想しか出てこない》
《勘違いしてはいけないのが内閣ではなく小泉さんの行動を国民は評価しています》
といった声があがっている。
「多くの批判もありますが、小泉氏の備蓄米対応のスピード感だけは評価されるべきではないでしょうか。国民にしてみれば、江藤拓氏が更迭され小泉氏に変わった途端に、手元に米が届いたという感覚があると思います。この実感が、内閣支持率上昇の一因になったと思います」(全国紙記者、以下同)
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この世論調査では、小泉農水大臣が進めた備蓄米の売り渡しについて「評価する」と答えた人が72%、「評価しない」は18%だった。
政治にというより、国民に失望
一方で、米が安くなって内閣支持率が上がったという推測に対して、
《政治に失望と言うより、国民に失望》
《米の対応だけで自民党の支持率が上がったのであれば、やはり我々国民の意識を改めなければならない》
など悲観的な声もあがっている。
「その良し悪しは置いておくとして、安価な備蓄米を手元に渡らせるという小泉氏のスピード感ある対応が、国民に刺さった。これは石破内閣というよりも、小泉氏の功績でしょう。ある意味、江藤氏の“米は買ったことがない”という、とんでもない失言があったおかげの支持率上昇とも言えるのではないでしょうか。石破さん、ラッキーでしたね」
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このラッキー、いつまで続くか。