<ひとりぼっち>【前編】意地悪な子に、友達との仲を引き裂かれた小2娘。学校に行くのが辛そう……

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2023年11月28日 15:30  ママスタジアム

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わが子のお友達トラブル、気になりますよね。園児の頃ならママの主導でお友達グループに入れてもらうこともできたでしょうが、小学生ともなればそうもいきません。高学年であれば”ひとまず見守る”親御さんもいるでしょうが、とくに低学年のうちは、どこまで口出しすべきか迷うところではないでしょうか。

遊んでくれなくなったお友達。放課後もひとりぼっち



今回ママスタコミュニティにトピックをあげたのは、小学2年生の娘を持つママ。娘さんがクラスで孤立するようになり、胸を痛めているといいます。
『今まで仲よくしていた友達が、遊んでくれなくなった。クラスにはすでにグループができていて、話しかけても入れてくれないそう。放課後みんながわいわい遊ぶなか、娘はいつもひとりなんだって。どうすればいい? 学校に行くのも嫌になってきたみたい。話を聞くだけで胸が苦しい』
このトピックがあがったのは10月。4月のクラス替えから約半年、お友達関係はもうほぼ固まっていそうな時期です。今のクラスになって娘さんが最初に仲よくしていたのがAちゃん。少しすると気が合わないことがわかり、次に仲よくなったのがBちゃんです。Aちゃんは距離を置かれたことが気に入らなかったようで、娘さんに意地悪をしてくるようになったのだそう。娘さんがBちゃんと遊んでいるところにAちゃんがやって来て、Bちゃんを連れ去ってしまうのもそのひとつです。今では気の強いAちゃんが、逆らえない子たちを集めてグループを作っているといいます。

自己主張の強い、意地悪なクラスメイト。ガッチリ固まっているお友達グループ。そしてそこから弾かれてしまった子。子ども時代に似たような状況を経験したことがあるママ、そして今似たような状況にある子も少なからずいるのではないでしょうか。

意地悪な子に、周りのお友達がみんな引きずられている?


トピックを読んだママたちから、コメントが届きました。
『小2でひとりぼっちって、珍しいかも。低学年のうちはみんななんとなく輪に入って、わいわいするものじゃない? 仲間外れになるのは高学年からだよ。娘さんのほうに問題があるのでは?』
こんなふうに娘さん側に落ち度があると想像する声も、いくつかあったのですが……。
『そうとも限らないよ。小さくても陰湿な仲間外れをする子はいる』
高学年とはまた違う形の、幼さから来る意地悪といえそうです。自分の思いどおりにならないと気がすまないタイプの子が、相手に一矢報いてやりたいための行動ではないでしょうか。
「みんなで目配せして仲間外れにする、あの感じ。わかるなぁ」という声もありました。クラスのお友達もまだ幼く、主張の強いAちゃんに引きずられているのかもしれません。
『うちの娘にもあった。休み時間に一緒に運動場に出たのに、そんな感じで意地悪な子がみんなを連れていってひとりぼっちになっちゃった。すぐに学校に行って加害者に謝罪させたけど、その後も似たようなことは続いたよ』
このママは、それをいじめと判断したようです。いじめなのかそうでないのか、微妙なラインかもしれません。ひとつたしかなのは、意地悪な子はわざわざ手間をかけて”それ”をやっているということ。ターゲットを強く意識しているのは、間違いありません。もしも特定の子を狙い何度も同じようなことを続けるのなら、もう立派ないじめではないでしょうか。
『意地悪をする人って、相手が弱った姿に自分の力を実感して気分がよくなっているのだと思う』
こんな声もありました。となればベストな対抗策は、娘さんが平気な顔をしていること。ただ小学2年生では、まだ難しいかもしれませんね。

習いごとや学童など、学校以外での居場所を作ろう



何より真っ先に考えるべきは、「ひとりぼっち」と感じている娘さんのメンタルです。強い気持ちを持つために、学校以外の”居場所”を作ることをすすめる声がありました。
『「学校は勉強に行くところで、私のホームは別にある」と考えられると、気持ちに余裕ができるよ。意地悪も「わ〜。感じ悪ぅ」くらいに受け止められるようになると、不思議といつの間にか外されなくなることが多い』
『運動系の習いごとがいいんじゃない? メンタルが強くて明るい子には、自然と友達も寄ってくるよ。あと、自分の世界は学校だけじゃないと思えるし』
「放課後にたくさん習いごとを入れたら?」というアドバイスが目立ちました。学校のお友達に固執することをやめれば余裕ができるので、意地悪にいちいち反応せずにいられそうです。

投稿者の娘さんは運動系はあまり気乗りしないそうで、今はピアノをやっているとのこと。友達作りには直結しないかもしれませんが、好きで夢中になれることなら心の中に”自分の世界”を持つことができます。しかも頑張れば頑張るほど上達して自信がつくので、自己肯定感にもつながります。
『学童には通っています』
娘さんの”居場所”を心配するみんなの声に、投稿者さんから追加コメントがあがりました。しかも、学童にはちゃんとお友達がいるとのこと。せめて学童や習いごと先で安心感を持てるといいですね。

また”家庭”も娘さんにとっては大切な”居場所”です。投稿者さんは娘さんの気持ちに寄り添ってあげているようですが、気になるのがどうも娘さんと一緒になって落ち込んでいる様子であること。似たような状況だったママからは「友達がいなくても、できることはある。自分の好きなことができるよ」とお子さんに伝えて、前向きに乗り越えたというコメントもありました。「おひとりさま、最高!」と冗談めかして言っていたそうですが、お子さんも明るい声かけに救われたのではないでしょうか。どうか投稿者さんも”ふり”でもいいので大らかに構えて、娘さんに安心感を与えてあげてほしいです!

後編へ続く。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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