レッドブル昇格に意欲を示す角田裕毅「上位争いの準備はできている」ローソン説には「彼が選ばれるとしたら奇妙」

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2024年07月19日 08:00  AUTOSPORT web

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2024年F1第13戦ハンガリーGP 角田裕毅(RB)
 レッドブルがセルジオ・ペレスをシーズン中にも降ろす可能性があるとみられ、後任候補に注目が集まるなか、RBの角田裕毅は、今年の自分は上位争いをする準備が整っているとコメントした。一方、有力候補とされるリアム・ローソンについては、レッドブルがローソンを選ぶとしたら、それは変なことだとも発言した。

 2026年末までの契約を結んでいるペレスだが、ここ数戦の不調により、今シーズン中にもレッドブルのレースドライバーの座から追われる可能性があるとささやかれている。モータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、レッドブルはサマーブレイク中にペレスのパフォーマンスについて評価を行うと述べている。

 一方、リザーブドライバーのローソンは先週、シルバーストンでレッドブルの現行車でのテストを行っており、彼が後任候補として有力であるとの説が浮上している。

 しかしレッドブルの姉妹チームRBの角田は今年良いパフォーマンスを発揮し続けており、ベテランのチームメイト、ダニエル・リカルドより優れた成績を出している。

 ハンガリーGPを前にした木曜、角田は、レッドブルに空きシートができた場合、自分より経験が少ないローソンが選ばれるとすれば、それは奇妙だと思うかと質問され、「彼らがリアムを選ぶなら、それは奇妙なことです」と答えた。

「リアムはチームで走った時に、確かに素晴らしい仕事をしました。でも僕はそれ以上のことをしたと思います。どうなるかを見ていきましょう。彼ら(レッドブル)はドライバーを管理する方法を知っています」

 自分はフェルスタッペンのチームメイトの座にふさわしいと思うかとの問いに対し、角田は、「過去3年と比べれば、トップチームを相手に、より上位のポジションで戦える準備ができていると感じます」と答えた。

「でも最終的に決めるのは彼らであり、僕がコントロールできることではありません。なので、今後のレースで自分のすべきことに集中するだけです」

 レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーやマルコと将来についての会話をしたかどうかについては、「明確な話をしたわけではなく、ホスピタリティでカジュアルな会話を交わしただけです」と角田はコメントしている。

「彼らは急いではいません。何戦か前にチェコ(ペレス)の契約を発表しました。チェコはとても良いパフォーマンスを発揮していましたし、ドライバーのパフォーマンスが良ければ、ドライバー変更を行う理由はありません」

「彼らはチェコのために良いことをしました。彼にプレッシャーを与えたくないと考えたのですし、それは公平なことです」

「僕に関して彼らが望んだのは、今していることに集中して走ることです。そのためまだ本格的な会話はしていません」

「ハースが(コンストラクターズ選手権において)かなり近づいてきているので、僕にはチームと一緒に集中すべきことがたくさんあります。どうなるか見ていきましょう」

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