翌日、私は学校に向かい、担任でありバスケ部顧問のマツダ先生と話すことになりました。最初に経緯を聞きましたが、話の内容はユウやコウキ君のママから聞いた話と相違ありません。ただ、なぜユウにこのような処分がくだされることになったのか、その経緯だけが腑に落ちません。
この遠回しの言い方は何なのでしょうか! マツダ先生のはっきりと物事を言おうとしない雰囲気に、学校として苦慮した案件であることは伝わってきました。しかし、だからといってユウが被害にあっていいことではありません。
「来年もありますから……」マツダ先生のその言葉にカチンときてしまいました。
たしかにユウはまだ2年生で、これからも多くの試合に臨むことになるでしょう。
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子どもの失恋をイジメ問題にしたり、最後の試合を一緒に戦えなかったことを軽く考えていたり……。親として、もう黙っていられません!
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・今淵凛 作画・おんたま 編集・みやび