現在は女優として活動する傳谷英里香(でんや・えりか)が、12月2日(月)発売『週刊プレイボーイ51号』に帰ってきた! より美しく、より力強くなった、その姿に胸が躍る!
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■10時間かけて登頂した富士山で見た太陽に感動
――2019年のファースト写真集『sol』(集英社)発売以来、約5年ぶりのご登場です。またこうして傳谷さんのグラビアが見られるとは想像もしていなかったので、正直ビックリです!
傳谷 私も同じ気持ちです。17年に週プレさんで初めてグラビアに挑戦し、ありがたいことに表紙も何度かやらせていただきました。写真集でひと区切りかな?と思っていたので、またオファーをいただけてうれしかったです。ありがとうございます。
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――久々にグラビアのオファーを受けて、戸惑いは?
傳谷 まったくなかったです。驚きはしたものの、むしろうれしい気持ちでいっぱいでした。ただ、自分の見せ方は悩みましたね。当時まだ20代前半だった私も今年の11月で29歳になりました。少し大人になった今の私らしさを届けられるよう、スタッフさんと何度も打ち合わせを重ね、撮影に挑みました。
――率直に、自然光がきれいなグラビアだと思いました。
傳谷 ありがとうございます。まさに?光?はとても意識しました。ファースト写真集のタイトル「sol」はスペイン語で「太陽」を意味するのですが、今回は、その延長上にある写真にしたいとスタッフさんたちと話していたんです。
――確かに、見ていて温かい印象を受けます。5年前と比べて、表情も柔らかくなっていません?
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傳谷 本当ですか? ここ数年は「頑張りすぎない」を目標に、自然体な自分でいることを心がけていたんです。撮影中にあえて意識していたわけじゃないけど、そう言ってもらえるとなんだかホッとしますね。
――なぜ、そうした目標を?
傳谷 以前までは、お仕事でもプライベートでもギアを必要以上に上げて明るく振る舞ってしまうところがありました。当時はそれが自然だと思っていたんですが、年齢を重ねるにつれ、そうではないと気がついて。最近、ようやく力が抜けて、自分にとって居心地の良い温度が見つかった気がします。
――いいタイミングで再会できたということでしょうか?
傳谷 そうだと思います。今回のグラビアは、今までで一番柔らかでナチュラルな私が写っていると思います。どれも本当にいい写真ばかり。早く皆さんにお見せしたいです。
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――話は変わりますが、来年は長編では初主演となる映画『満天の星の下で』が公開予定です。
傳谷 フラッシュモブをテーマにした、くすりと笑えるコメディ映画です。ここだけの話、全力でえなりかずきさんのモノマネをしました(笑)。気になる方は、ぜひ劇場に足を運んでください!
――ちょっとそれ、頑張りすぎじゃありません!?
傳谷 先ほどの話と矛盾しているようですが、お芝居へのギアはどんどん上がってきていて。
――というと?
傳谷 きっかけとなったのは、今年6月に出演した、戦争を題材とした舞台です。今までも役作りや本番でもできる限りのことをしようと意気込んでやってきましたが、まだまだその先があってもっとできることがある、と気がつきました。
今まで以上に楽しいですし、お芝居がもっと好きになりました。この先もまた新しい自分を見せたいですし、どんな役でも挑戦していきたいと思っています。
――お芝居の話になった途端、目がギラッとしましたね。新しい挑戦、期待しています。
傳谷 挑戦といえば、実は昨年、友人と日の出を見に、人生で初めて富士山に登ったんです。約10時間かけて頂上へ。
太陽を見るために、こんなにもたくさんの人たちが富士山を登ってきたのかと思うと、感動せずにはいられませんでした。同じように前だけを見て、あの景色を共有した時間は、もう最高でした。ここでも太陽ですね(笑)。やっぱり縁があるのかもしれません。
スタイリング/今村仁美 ヘア&メイク/田村直子(GiGGLE) 衣装協力/fruits de mer
●傳谷英里香(でんや・えりか)
1995年11月2日生まれ 千葉県出身 身長158?
○ベイビーレイズJAPANの活動を経て、現在は女優として、映画、ドラマ、舞台など幅広く活動中。主演映画『満天の星の下で』(日向寺雅人監督)が2025年公開予定。
公式Instagram【@erika_denya】
公式X【@erika_denya】
撮影/中村和孝