全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦は新王者小出峻がポール・トゥ・ウインを飾る

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2024年12月01日 21:20  AUTOSPORT web

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2024スーパーフォーミュラ・ライツ第1大会もてぎ 小出峻とDRAGON
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会は12月1日、13時25分から第3戦の決勝レースが行われ、途中セーフティカーが入る展開となったものの、それに動じず小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がポール・トゥ・ウイン。2024年のチャンピオンが今季8勝目を飾りシーズンを終えた。

 すでに第1戦で小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)のチャンピオン、第2戦でTOM'Sのチームチャンピオンが決まり、迎えた13時25分からの第3戦。第1戦の結果でグリッドが決まっており、小出がポールポジション。第2戦ウイナーの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が2番手につけた。

 スタートでは、フロントロウの小出、小林とも好スタートを決めるが、7番手からスタートし、抜群の加速を決めた古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)が3番手に浮上する。これに荒川麟(TEAM DRAGON 324)が続き、中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が5番手に。さらに、最後尾スタートながら一気に7台をかわしてきた野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が6番手に浮上した。

 上位陣の争いは序盤小出が逃げる一方、2番手の小林、ニュータイヤを履いた3番手の古谷が接近戦を展開していく。ただそんななか、4周目の最終コーナー立ち上がりで8番手のケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)がコースアウト。ストレートで外側にストップし、セーフティカーが導入された。

 ただ、9周目のリスタート後も順位変動はなく、小出はふたたびリードを築いていくとそのままフィニッシュ。第1戦に続くポール・トゥ・ウインで今シーズンを締めくくった。また、この日は第1戦後に急遽招いた両親の前での勝利となり、小出はレース後「これまで四輪のレースでぜんぶリタイアとか、そんなレースばかりだったんです。でもそんなジンクスを払拭したいと思っていました。今日は第3戦でしっかり優勝して、ひとつ親孝行ができたと思っています」と笑顔をみせた。

 2位は小林、3位は鈴鹿での第17戦以来の表彰台となる古谷となった。マスタークラスはチャンピオンのDRAGON(TEAM DRAGON 324)が3連勝を飾りシーズンを終えている。2024年のスーパーフォーミュラ・ライツは小出がチャンピオン、チームチャンピオンはTOM'S、マスタークラスチャンピオンはDRAGONという結果に終わった。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会
モビリティリゾートもてぎ 第3戦決勝結果
Pos.No.ClassDriverCarLapsGrid150小出峻HFDP WITH B-MAX RACING141238小林利徠斗モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC142737古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320147313荒川麟TEAM DRAGON 324143535中村仁モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC1451336野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC141342荒尾創大HFDP WITH TODA RACING14494菅波冬悟JMS RACING TEAM149860伊東黎明LMcorsa OTG 320148105入山翔IRISアルビレックス-RT14101130MDRAGONTEAM DRAGON 3241411128M清水康弘GNSY 3241412R1K.フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX36
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC) 1'44.996(4/14)

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