「見るとスッキリする」「思わず片付けたくなっちゃう」動画を投稿しているYouTubeチャンネル「片付けトントン」が、ワンルームのお部屋を掃除する動画を公開し注目を集めています。動画は記事執筆時点で1万7000回再生を突破しています。
●まずは玄関のゴミを片付けます
「片付けトントン」は愛知県にあるリサイクル・ハウスクリーニングなどを営んでいる会社で、YouTubeチャンネルではこれまでにも色々な事情で片付けができていない汚部屋の掃除や、片付けに関するお役立ち情報などを動画で公開しています。
今回の動画では、愛知県にあるワンルームの住人から「引越しを予定しているので段階的に片付けたい。ひとまず玄関からキッチンにかけて片付けてほしい」と依頼を受け、溜まったゴミの分別や袋詰めをして片付けていく過程を公開しています。早速プロによるお掃除を見てみましょう。
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玄関を開けたら足の踏み場もないほど紙類などの乾いたゴミで埋まっている廊下と棚の上を、ゴミの分別を丁寧にしながら片付けていきます。重要な郵便物や鍵、お金などが紛れていないか注意しながら分別していきます。ビニールに入った書類などは中身を取り出し紙類のリサイクルと可燃できちんと分別していました。ちなみに古紙に混入するのが好ましくないものはレシート、写真、宅急便伝票(カーボン紙)、ピザ容器などだそうです。
片付けを進めていくと未開封の節分用の豆が出てきました。残念ながら賞味期限切れだったためこちらは廃棄。まだ使えそうな新しい手袋が紙の間から出てきた時は、依頼主さんに確認して渡していました。
ゴミの中からスイッチカバーも発見されましたが、どういうわけか廊下のスイッチにははまらず取り付けるのは断念。中身入りや未開封の洗剤などを棚に並べ、発見したお金や鍵を依頼主さんに渡して玄関はひとまず終了です。
●廊下とトイレもカサカサするゴミでいっぱい
玄関が終わったら廊下の片付けです。こちらもカサカサする紙ゴミでいっぱいです。長い傘も数本出てきたので玄関外に避難させました。ゴミを引っ張り出そうとした時、何かが引っかかりました。なんと姿見です。大物がゴミの下に隠れていました。こちらは依頼主さんの意向で取っておくことになりました。
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箱の形のままだったダンボールを折りたたみ、布類も袋にまとめていきます。ゴミの中から掘り出した新品同様のプラスチックの入れ物は依頼主さんに渡し、アイロン台のような家電は端に避け、袋いっぱいに詰まったゴミ袋をどんどん外に出していくと廊下が見えてきました。廊下はカサカサしたゴミがほとんどだったため、廊下自体にダメージはほぼなかったそうです。確かに傷んでいる様子はありませんでした。
廊下の後はトイレです。トイレも入口から中まで紙のようなゴミでいっぱいです。こちらもテンポ良くゴミを分別していきますが、途中から両手を使ってビニール袋に流し込んでいました。
たくさん落ちていたトイレットペーパーの芯などもどんどん袋に詰めていくと、トイレの床も見えてきました。ここまででも数え切れないほどのゴミ袋を外に出しています。
今回は依頼主さんから「なるべく他の住民にバレないように作業してほしい」という要望を受け、袋詰めした可燃は風袋と呼ばれる包装材に入れて中身が見えないような工夫をし、運び出す時以外は玄関も閉め切った状態で作業したそうです。
また、見積時も車は遠くに停めたり清掃業者とわかるような派手なラッピングカーでは行かないという心配りもしていたそうです。これはありがたい配慮ですね。
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●キッチンのゴミも分別
最後はキッチンです。大量のゴミの分別を終え、整理しながらゴミ袋を運び出していきます。取っておく掃除機は端に避けながら片付けを進めていると、キッチンでもゴミの中から長い傘が数本出てきました。キッチンだけでも5本の傘を発見しています。
細かいゴミは箒で集めて袋に入れるを繰り返していくときれいになった床が現れました。処分する棚の中身も出し、依頼主さんに取っておくものを確認したら、不要な物はどんどん運び出していきます。ゴミがなくなったらようやく広々としたキッチンが戻ってきました。お見事です!
●プロの仕事に称賛の声
プロによるお片付けにコメント欄では「トントンさんを見ながらの掃除が1番捗る」「スタッフさんそれぞれのお人柄なのか、会社の方針なのか、どちらもかもしれませんが、とにかく余計なことを言わないところがすごいです。沈黙こそ品性ですね。尊敬します」と手際の良さやプロに徹した仕事ぶりに称賛の声が届いています。
画像提供:片付けトントンさん
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