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ナウル共和国政府観光局の日本事務所は12月12日、画像生成AIの使用を批判するXユーザーに対し「人々を執拗に攻撃しないことを切に望む」などと、公式Xで投稿した。Xでは、6日ごろから生成AI機能「Grok」が無料ユーザーでも使えるようになり、多くのAI画像が投稿されている一方、同事務所の公式Xは9月、Grokで作ったナウル共和国の画像を投稿したところ、一部のユーザーから批判が集まり、当該ポストの削除に追い込まれていた
公式Xでは9月、「AIにナウルの絵を描いてもらって、今日も観光局の仕事したことにしとこ」という内容とともにAI画像を投稿。結果、生成AIに否定的な一部のユーザーから、連日にわたり執拗な批判や誹謗中傷などが続いたという。
一方、Grokが開放されてから多くのXユーザーが生成した画像を投稿している現状を見て、「以前にわれわれがXの新機能であるGrok使用を明記して、試験的にナウル風景の画像を作成して投稿したポストが一部の方からたたかれて大炎上したのはどういうことだったのか」とコメントした。
「生成AIについてはさまざまな議論があることを理解している。Xは人を傷つけない限りは自由な言論の空間だと思うので、一部のAI規制派の方々がさまざまな意見を持つのは自由だと思うが、人々を執拗に攻撃しないことを切に望む」(ナウル共和国政府観光局日本事務所)
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9月に投稿した生成AI画像もあらためて掲載した。今回の投稿では「実際のナウルとはちょっと違う。こんなにナウル島は大きくない」と画像の説明をしている。
ナウル共和国は太平洋に浮かぶ島国。政府観光局日本事務所のXアカウントは、親しみやすいナウル共和国の宣伝などで人気を集めており、12月12日時点で51万人以上のフォロワー数を誇る。
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