マグロとブリの刺身を使って、生ハムのようなスペイン発祥の珍味を作る動画が、ニコニコ動画で注目を集めています。
動画を公開したのは、群馬を中心に展開している「炭火焼肉 ホルモンしま田」の公式チャンネルです。今回は、マグロとブリの刺身を塩漬けにしたスペイン伝統の珍味「モハマ」を手作りしました。
●刺身を塩漬けにしてから乾燥
スペインといえば生ハムであるハモン・セラーノが世界的に有名なため、マグロを使ったこちらのモハマは「海のハモン」とも呼ばれることもあるのだそうです。
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まずはボウルに塩と砂糖を入れてよく混ぜ合わせたら、バッドに敷いて上にマグロとブリのサシを乗せます。上から塩&砂糖の混合物をすり込んだら、しっかりと全体を覆って冷蔵庫で2晩置きます。これにより刺身から水分が抜け出して身が引き締まり、塩もよく染み込みます。
2晩たったら表面の塩を洗い流して水気を拭き取り、網を敷いたバッドに乗せ、2週間乾燥させます。すると水分がさらに減って、見た目がカットする前のジャーキーのようになりました。
●いざ試食!
完成したモハマは薄くスライスすると赤みが透けて、かなりおいしそうです。またブリはオレンジみが増し、生ハムっぽい色合いに。オリーブオイルをかけてナッツを添え、ビールと一緒に試食します。
試食したブッチャーしまださんは、味について「うん、これは生ハムですね。しっかりと塩気が効いていて、酒が進みます」と絶賛しました。塩気の中に甘さもあり、魚のうま味をより引き立てているとのこと。また、アーモンドと合わせると香ばしさがよく合っているといいます。
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さらに、「ブリの方が自分は好きですね」と思い付きが意外と功を奏したとも。刺身のプリプリ感とは違い、1枚1枚をしっかりと味わうことができるそうで、「かむごとにうま味があってつまみに最高です。チーズとか合わせてもいいかもしれません」とコメントしていました。
また燻製にしたら雰囲気が変わって違うおいしさが楽しめそうとのことで、細かくカットしてパスタやサラダに入れても良さそうだと締めくくりました。これは万能食材の予感……!
●手作りモハマへの反響
動画には「やばい……これ絶対作るわ」「お茶漬けで食いたい」という声や「カラスミみたい」というコメントの他、「探求精神が素晴らしい」との称賛も寄せられています。
動画提供:「ホルモンしま田」
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