「好かれる局になりましょう」フジテレビ 中居正広の女性トラブル報道が波紋…港社長が“新年挨拶”で「局員に語ったこと」

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2025年01月10日 16:40  web女性自身

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多くの企業で仕事始めとなった1月6日、最大9連休の休み明けに憂鬱な気持ちで出社した人も多かったことだろう。そんななか、“異質な緊張感”でこの日を迎えた会社が――。フジテレビだ。



昨年12月19日発売の「女性セブン」を皮切りに、「週刊文春」や「スポニチアネックス」も報じた、中居正広(52)の女性トラブル報道。一連の記事によると、’23年6月に行われた会食後に、中居と参加していた女性との間で深刻なトラブルが発生。その後、双方の話し合いによって、解決金として約9000万円が中居側から女性に支払われたという。



さらに「女性セブン」と「週刊文春」は、発端となった会食に、フジテレビのある幹部社員が関わっていると報道している。事実であれば大問題だが、12月27日に同局は公式サイトで、《内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。 会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません》と全否定した。



その後、他局含め中居のレギュラー番組が差し替わるなど波紋が大きくなり続けるなか迎えた6日。この日、フジでは全社員に向けた“新年会”が行われていた。



「この日は、始業式も兼ねた新年会がありました。港社長による年頭の挨拶では序盤に高視聴率や賞を獲得した番組を称えるなど、好調ぶりを強調したあとに「今日は大事な話を四つします」と話しだしたんです」(フジテレビ関係者)



社内の機構や今後の取り組みについて触れたあとに、3つ目に「時代の気分に敏感になるということ」を挙げ、こう話した。



「昨年はいくつかの我々に大きな影響を与えたトラブルや事案が起こりました。その中で、テレビ業界の慣習や常識、我々の感覚が世の中とずれているという指摘も受け、局のイメージが大きく毀損される事態となりました。



事実と異なる週刊誌報道などにはきちんと反論していきますが、我々は改めてそうした指摘や意見に謙虚に耳を傾け、世の中の感覚に寄り添っていかなければなりません。時代の気分をもっと敏感に感じ、読み取り、想像力を働かせて判断し、行動しなければなりません。そのためにはそれぞれの意識改革をやっていく必要があります」



意識改革やイメージ回復の具体策として、一年かけて取り組む社内横断のプロジェクトチーム立ち上げを発表した上で、「改めて視聴者やスポンサーなどのステークホルダーより一層信頼され、好かれる局になりましょう。時代の半歩先を行くのが得意だったフジテレビを取り戻しましょう」と高らかに宣言し、最後に「皆さんにとって希望に満ちた一年になりますよう一緒に頑張りましょう」と挨拶は締めくくられたという。



その3日後の9日夜、渦中の中居は騒動後に初めてコメントを発表。トラブルがあったことや示談したことは認めた上で、《このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません》と第三者の関与を否定した。



ただ、8日発売の「週刊文春」では、中居とトラブルに発展した女性がフジの幹部に報告していたことなどを報じている。



「この文春の報道を受け、上層部では急遽、関係部署の役員、主要幹部らが出席する緊急会議が開かれたそうです」(前出・関係者)



フジにとって2025年が“希望に満ちた一年”になるといいのだが――。

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