俳優の赤楚衛二が主演を務める日本テレビ系土ドラ9『相続探偵』(毎週土曜 後9:00)の第4、5話ゲストと見どころが、第3話放送直後の8日、発表された。白洲迅、小関裕太、床嶋佳子、山村紅葉らが出演する。
【場面写真】母同士のバトルもぼっ発!にらみ合う床嶋佳子&山村紅葉 原作は、2021年から『イブニング』で連載された人気漫画『相続探偵』(講談社)。『SPEC』シリーズを手がけた脚本家・西荻弓絵氏による相続ミステリー漫画で、ドラマ脚本も西荻氏が自ら担当する。難解な相続問題を、相続トラブル専門の探偵・灰江七生(赤楚)が個性豊かな仲間たちとコミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリーとなる。
第4、5話は、原作でも屈指の人気を誇るエピソード「京都 老舗和菓子屋の変」。灰江七生(赤楚)たちが挑むのは、京都の超有名老舗和菓子店・鳳凰をめぐる激しい相続トラブル。100年以上の歴史を誇る鳳凰の大将・百万遍紘一(ひゃくまんべんこういち)が急逝し、遺言書には「すべての財産を正妻・雅(みやび)と嫡男・正臣(まさおみ)に2分の1ずつ相続させる」と記されていた。
しかし、紘一の非嫡出子であり天才和菓子職人と評される野心(やしん)の母・多津子(たつこ)は、生前紘一から全く違う話を聞いていたと主張する。そんな遺言書は偽物ではないかと疑い、灰江に調査を依頼。家族それぞれの思惑が交錯し、遺産をめぐる争いは次第に泥沼化。紘一の遺言に隠された真意とは。灰江は、この難解な相続問題を解き明かすことができるのか。
地元・京都を訪れた三富令子(桜田ひより)が涙を流す一幕も。灰江と令子の出会いも明らかになる。
白洲は、老舗和菓子匠大将・紘一の非嫡出子であり、若き天才和菓子職人・野心を演じる。父・紘一のもとで修行を積み、その腕を高く評価されてきたが、遺言書によって店を継ぐ権利を失うことになる。
小関は、紘一の嫡男・正臣を演じる。ろくに働きもせず遊びほうけてばかりの正臣が、父が残した遺言書により母・雅と2人で全財産を相続することに。その結果、後継者と思われていた野心たちとの間で相続争いがぼっ発する。
床嶋は、野心の母であり、妾の多津子を演じる。かつて紘一から「野心に作業場と売り場を譲る」と聞いていたにもかかわらず、遺言書には正妻と嫡男にすべての財産を相続させると記されていた。納得できない多津子は、遺言書が偽物である可能性を疑い、京都からはるばる灰江相続調査事務所に相談にやってくる。
山村は、紘一の正妻であり、正臣の母である雅を演じる。夫の遺言を盾に、正統な相続人としての立場を貫こうとする。野心と多津子に強い敵対心を抱き、特に野心が鳳凰の看板職人として注目されていることに納得がいかない。店と財産を守るため、一歩も譲らず真っ向から対峙する。
さらに、大河内浩、池田鉄洋、中島ひろ子、高橋洋(※高=はしごだか)の出演も決定した。