
【写真】シンシア・エリヴォ、桜や鶴など日本モチーフのネイルアート
日本で披露したロングネイルは19歳のアーティストが制作!
シンシアのネイルを手掛けるのは、マイカ・ディオール(Mycah Dior)、シア・オセイ(Shea Osei)、ローズ・ハックル(Rose Hackle)の3人。その中でも、19歳の気鋭アーティストであるマイカが『ウィキッド』のプロモーションツアーで来日した際のネイルを担当した。
■ジャパンプレミア
ジャパンプレミアに登場したシンシアは、劇中のエルファバを表現する黒のホルターネックドレス姿。一方ネイルには桜や鶴、翡翠のモチーフを取り入れ、日本文化を取り入れた繊細なデザインで敬意を示した。枝に咲く花びらや鶴の細かなディテールなど、職人技が光る仕上がりで、詳細はマイカのインスタグラムで公開されている(桜の枝の描き方付き!)。
宝石のようなグリーンネイルたち
生まれつき緑色の肌を持つエルファバ。『ウィキッド』のプロモーションツアーでは、彼女を象徴するグリーンを基調としたドレスルックとともに、ジュエリーのように輝くグリーンネイルの数々が披露された。
■ニューヨークプレミア
ニューヨーク近代美術館で行われたプレミアでは、エルファバのグリーンに加え、グリンダのテーマカラーであるピンクもミックス。特に目を引くのは、立体的な目のデザインや、十字架、シルバーのビジュー、時計のモチーフを取り入れたネイルアート。マイカによると、このネイルの制作には約4時間を要したという。
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LAプレミアでは、鮮やかなグリーンのカットアウトドレスに身を包んだシンシア。ネイルはさまざまな色合いのグリーンで彩られ、幾何学的なラインや豪華なビジューをあしらい、アールデコ調の華やかな仕上がりとなっていた。こちらもマイカの作品。
■シドニープレミア
オーストラリアのシドニーで行われたプレミアでは、ルイ・ヴィトンのブラックドレスに、ライオンのチョーカー、ダークグリーンのネイルをセットし、完璧なエルファバルックを完成。ローズ・ハックルが手掛けたこちらのネイルは、動くたびに輝く大きなエメラルドの石をメインに、緑や透明のラインストーン、十字架モチーフ、レースの柄をデザイン。さらに、グリンダとの友情を表現するピンクも取り入れられていた。
■ロンドンプレミア
ロンドンで開催されたプレミアでは、いくつもの宝石を散りばめたネイルで登場。複数の色の層と複雑なディテールを完成させたのは、シンシアと15年来の交友があるというシア・オセイ。シアは映画でエルファバのネイルデザインも担当している。
ひときわゴージャス! 賞レースでのロングネイル
賞レースでは、さらにゴージャスなネイルが登場。
■英国アカデミー賞
英国アカデミー賞では、レースの胸当てが特徴的な白のドレスに、バーガンディと白のネイルを合わせた。宝石や天使のモチーフ、ゴールドのバラやレースなど、細部までマイカの技が光るエレガントなデザイン。
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ゴールデン・グローブ賞では、天然石をイメージしたカラフルなネイルで登場。ローズクォーツや大理石のマーブル模様を再現した土台に、それぞれのカラーの宝石があしらわれている。マイカによると、制作には約5時間を要したという。
■グラミー賞
グラミー賞では、ネイビーのロングドレスとシルバーのクロップドトップスに合わせ、夜空や月、星をモチーフにしたギャラクシーネイルを披露。音楽賞の最高峰に集った豪華“スター”たちと競演した。
■アカデミー賞
アカデミー賞では、ルイ・ヴィトンの特注エメラルドグリーンのベルベットドレスに、ひときわ輝くゴールドのロングネイルをオン。マイカは「宝箱に手を突っ込んだように見せたかった」とコメント。ゴールドに浮かび上がる装飾模様は、すべてマイカが手描きで仕上げたもの。その繊細な筆使いが、まるでアンティークジュエリーのような仕上がりを生み出している。
時にはレッドカーペットの主役にもなるネイルで、毎回新しい驚きを与えてくれるシンシア。彼女のネイル愛は映画のエルファバ役にも反映されており、物語が進むごとにネイルも変化していくそう。シンシアの歌声とともに、演技の一部として作り上げたネイルにも注目してみては?
引用:「マイカ・ディオール」インスタグラム(@clawzbydior_)
「シア・オセイ」インスタグラム(@shadesofshea_)
「ローズ・ハックル」インスタグラム(@rosedoesmynails)