海外旅行保険、適用した補償内容の最多は? 〜海外旅行保険利用実態

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2025年05月15日 13:00  ORICON NEWS

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海外旅行保険利用実態データを発表(オリコン顧客満足度調査)(画像はイメージ)
 顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは5月13 日、「海外旅行保険」についての利用実態データを発表。調査は、5月1日に5年ぶりの発表を行った「海外旅行保険 オリコン顧客満足度ランキング」の調査対象者(海外旅行保険に加入し補償を適用した人)997人に、加入の理由や適用した補償内容などについて聞いている。

海外旅行保険に加入した理由 ※海外旅行保険利用実態データ(オリコン顧客満足度調査)

1.海外旅行保険に加入した理由、「クレカ付帯のみでは不安」が上位独占

 「海外旅行保険に加入しようと思った理由(複数回答)」については、「クレジットカード付帯の保険だけでは補償項目の範囲が不十分と感じたから」が最多の62.3%と6割超え。次いで「クレジットカード付帯の保険だけでは保険金額が不十分と感じたから」(33.5%)、「クレジットカード付帯の保険はサポートが不十分と感じたから」(25.5%)が続き、「クレジットカード付帯の保険だけでは不安」という理由での海外旅行保険加入が上位を占めた。

 続いて「旅行先の医療費や医療制度に不安があったから」(25.0%)、「旅行先の治安に不安があったから」(17.5%)と、「旅行先に起因」する理由での加入が続く結果となった。

2.適用した補償内容、「携行品損害」が46.5%で最多

 「適用した補償内容(複数回答)」については、最多が「携行品損害(持ち物が盗まれたり壊れたりしたときの補償)」での46.5%と、約半数近くに及ぶことがわかった。

 次いで「治療費用(病気)」(36.6%)、「治療費用(ケガ)」(29.4%)と医療費関連が続いたほか、航空機の遅延によって発生した場合に費用が支払われる「航空機遅延費用」が16.3%、海外旅行中に法律上の損害賠償責任を負った場合の保障となる「個人賠償責任」が12.9%という結果となった。

 なお、最新の「海外旅行保険ランキング」では、【ジェイアイ傷害火災保険】が初の総合1位を獲得。総合2位には【三井住友海上火災保険】、総合3位には【東京海上日動火災保険】がランクインしている。

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