女装歌謡ユニット、星屑スキャットの結成20周年ツアー「KMM」の東京公演が17日、渋谷NHKホールで開かれた。ミッツ・マングローブ(50)とギャランティーク和恵、メイリー・ムーの3人は、2012年(平24)のメジャーデビュー曲「マグネット・ジョーに気をつけろ」をはじめ「半蔵門シェリ」「ご乱心」「コスメティック・サイレン」などアンコールを含む全28曲を熱唱した。
ミッツは「NHKホールの魔物にやられています。さまざまな芸能の業が飛び交っている中で歌って、お互いに支え合う気持ちができています」と笑った。「本当にいいのか、悪いのか、世の中も変わりましたね。こんな日本でいいのでしょうか。ここはNHKホールで、美輪明宏さんもピーターさんも立たせてもらえなかったんです。それが、男が化粧して歌ってる。先輩たちがやってくださったから」と感謝の言葉を口にした。
そして、この日から配信開始の新曲「adDRESS」を紹介。「フジテレビ、FOD、フジテレビオンデマンドのドラマ『トラックガール2』の主題歌です。一緒に沈まないように、もしかしたら再浮上するかも。人助けだと思って、FODに入って見てください」。さらに八方不美人とコラボした、この日から配信の新曲「真珠のピアス」を熱唱して大きな拍手を浴びた。
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