「丸の内 TOEI」閉館に伴うクラウドファンディングが始動、支援者はエンドロールに名前を掲載

　東映が、丸の内 TOEIの閉館に伴う「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトの一環として、クラウドファンディングを始動する。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で実施し、期間は6月2日から7月31日まで。

　丸の内 TOEIは、1960年に開館した東映最後の直営館。入居する東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する。「さよなら TOEI」はそのフィナーレを彩る企画として、社内各部署を横断したメンバーによる全社プロジェクトとして発足。劇場に関わる全ての人への感謝と、「映画館で映画を観る」ことの大切さを伝えるため、5月9日から7月27日までの80日間に、傑作特集の上映や劇場を活用した各種イベントを実施する。
　クラウドファンディングの返礼品は、座席札を使用して制作するラゲッジタグ（7000円）や、スクリーンを再利用したカードケース（8500円）など、劇場設備をアップサイクルした商品を中心に展開。丸の内 TOEIの裏側ツアーなどを含む特別イベントへの参加権（5万円）や、劇場で使用していた座席（30万円）といった貴重な品も揃う。また、6月30日23時59分までに支援した支援者の名前は、特別映像のエンドロールに掲載。閉館当日に劇場スクリーンで上映するほか、YouTubeで半年間限定で公開する。

■「さよなら 丸の内TOEI」クラウドファンディング募集開始：2025年6月2日（月）18:00一部支援募集終了：2025年6月30日（月）23:59 募集終了：2025年7月31日（月）23:59 ■「さよなら 丸の内TOEI」：公式サイト