
疲労回復や筋肉の張り・凝りの軽減など、疲労回復のサポートが期待できる「リカバリーウェア」が話題です。リカバリーウェアは、いくつかのメーカー・ブランドから販売されています。
筆者も2年近くリカバリーウェアを使用していますが、それぞれのブランドでデザインや肌触り、また価格などが異なります。
リカバリーウェア選びで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、「ワークマン(WORKMAN)」と「テンシャル(TENTIAL)」のリカバリーウェア(夏物)を比較レビューします。
●比較するリカバリーウェアについて
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今回比較するワークマンのリカバリーウェアは「メディヒール リカバリールームシャツ(レディース)」(以下、メディヒール)、テンシャルは「BAKUNE Pile」(以下、バクネ)です。どちらも2025年に購入しています。
リカバリーウェアの一般的名称は「家庭用遠赤外線血行促進用衣」です。メディヒールもバクネも一般医療機器の届出を出しています。
どちらも素材に、身体から発する遠赤外線を輻射する特殊繊維を採用。これにより血行を促進し、疲労や筋肉のコリの軽減をサポートします。テンシャルの場合には「SELFLAME」、ワークマンの場合は「MEDIHEAL(メディヒール)」という特殊繊維を使用しています。
●価格は8倍ほどの違いが……
リカバリーウェアを試してみたいと思っても、一番気になるのは価格ではないでしょうか。バクネとメディヒールでは価格に大きな違いがあります。半袖Tシャツのみだと、バクネは1万2980円(税込、以下同)で、メディヒールは1500円です(バクネの場合、素材により価格が異なります)。約8倍の価格差があります。
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初めてリカバリーウェアを購入しようと思っている人は、ワークマンのメディヒールの方が手に取りやすいでしょう。
●素材の種類が多いのは?
リカバリーウェアに効果を感じられたら、洗い替え用などに他のデザインも欲しくなるものです。
ワークマンのメディヒールシリーズは、あまりデザインの幅はありません。今回紹介しているメディヒールはレディース向けで、他に男女兼用タイプがあります。どちらも一般的な半袖Tシャツの形をしています。
メディヒールの肌触りは、少しツルッとしています。そして肌に触れると最初はひんやり感があるため、暑い日に最適です。ただし接触冷感機能はありません。
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またカラーはオレンジ、グレージュ、サックス、ブラックがあります。筆者はブラックは持っていませんが、店舗で確認済みです。
一方テンシャルは、素材のラインアップが豊富です。パイル、メッシュ、ドライタイプ、ワッフルなどがあり、好みの素材を選ぶことができます。
今回比較しているパイルは、タオルのような肌触りで、ふっくらとしています。カラーはネイビー、グレージュ、ピンク(筆者購入)、ミントがあります。
このほかチュニックタイプやポロシャツタイプなどもあるので、テンシャルのバクネシリーズの方がデザインが豊富といえそうです。
●購入しやすいのは?
ワークマンのメディヒールはリーズナブルということもあり、エントリーモデルとして使ってみたいと思う人が多いようです。
ただ、今回紹介したメディヒール リカバリールームシャツは、公式オンラインストアに掲載されておらず、店舗のみの取り扱いとなっています(2025年5月22日時点)。またリーズナブルということもあり、品切れになるタイミングが早いです(店舗により異なります)。
一方テンシャルのバクネは、公式オンラインストアでも購入可能です。また直営店でも購入できるので、試着してみたい人は訪れてみてはいかがでしょうか(店舗により取り扱い商品・サービス内容が異なる場合があります)。
●まとめ
筆者はメディヒールとバクネを両方着ていますが、正直あまり効果に違いはないように感じています。どちらも疲労を劇的に回復するわけではなく、長く使っているとじんわりと効果を感じられます。
リカバリーウェアは筆者にとって、もう手放せないウェアの1つ。24時間リカバリーウェアを着ていたいと思っています。
テンシャルのバクネシリーズは価格帯が高めですが、素材のバリエーションが豊富なので、ずっと着ていたい筆者にとってはありがたいウェアシリーズです。
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