街の「100円ショップ」で見かける、気になるデバイスを実際に買って試していく本連載。今回は、500円で買えるダイソーのゲーミングデバイス風「LED有線マウス」をチェックした。
●おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全てのスマートフォン/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
●主な仕様をチェック!
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本製品はシンプルな有線タイプの光学式3ボタンマウスで、サイズは、約67(幅)×125(奥行き)×240(高さ)mmあり、手のひらの大きめ人がかぶせ持ちした際に適した形状になっている。ケーブル込みの重量は実測で117gと、最近のマウスとしては重い部類に入る。
見た目はゲーミング風のマウスで、前回紹介した「カチカチ音がしないワイヤレス静音マウス」のような静音性はなく、USB端子につなぐとLEDライトが点灯する。このLEDライトは赤/黄/緑のローテションで光るが、消灯することや好みの色で固定することはできない。
DPI切り替えスイッチも用意されているが、切り替えられるのは800/1200/1600DPIの3段階で、こちらもゲーミング用途というよりは一般向きの設定だ。
PCなどとの接続はUSB Standard-A端子で行い、ケーブルは約1.5mと長めだ。ケーブルは細めで、しなやかさもあるのでケーブルを邪魔に感じることはないだろう。
それでは、実際にPCに接続して試してみよう。
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●普通に使える光るマウス
PCにつなげるだけで、マウスのLEDがすぐに点灯する。試用したホワイトカラーモデルでは、マウス内のLEDライトがボディーを透過して見える。先述のようにカラーは3色がランダムにゆったりと変化していく。
切り替えもパッと変わるわけではなく、じんわりと変化していくため使わないときはただボーッと眺めるという使い方もアリだろう。
左右のクリックボタンやホイールボタン、DPI切り替えボタンは、どれも押すと確かなクリック感があり、それなりに音が発生する。ボディーはABS/塩化ビニール樹脂製のため見た目はチープに感じられる。
コンパクトなマウスではないが、胸ポケットにも入るサイズで持ち運んでの利用も可能だ。気になるのは、ガラス製などツルンとしたマウスパッドや事務机などでは気にならなが、一般的なゴム製のマウスパッドを利用していると、操作が重く感じることがあった。
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これは底面のステンレス製カバーを外すと解消されるので、気になる人は試してみるといいだろう。
ワンコインの500円で買えるマウスとしては満足度も高く、見た目の形状も一般的なマウスと違うのも好印象だ。ただし、あくまでスペックはオフィスや学校、自宅で利用するためのマウスなので、そこは気をつけたい。
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