
長期金利の上昇傾向をうけて、東京株式市場では売り注文が広がり、日経平均株価は一時、1200円以上値下がりしました。
きょうの東京株式市場で日経平均株価は小幅な値上がりで取引が始まったものの、すぐに値下がりに転じ、下げ幅は一時、1200円を超えました。
AIや半導体関連の銘柄を中心に売りに押され、取引時間中としてはおよそ3週間ぶりに6万円の節目を割り込んでいます。
背景にあるのは、世界的な金利の上昇への警戒です。中東情勢をめぐる混乱が長引き原油価格が高止まりするなか、インフレが加速するとの懸念から世界的に債券安となり、金利が上昇しています。
日本でも長期金利の代表的な指標となる10年物国債の利回りは一時2.8%まで上昇。
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物価高が加速する恐れがあるなかで、日銀の利上げが後手に回る「ビハインド・ザ・カーブ」への懸念が強まっているうえ、政府が検討する補正予算の編成が財政を悪化させるとの見方も金利の上昇圧力となっています。
市場関係者は「金利上昇が続けば株式市場や実体経済への悪影響となることも意識され、売りが優勢となっている」と指摘しています。
