
サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏(51)が12日、ハリウッドの殿堂入りを果たし、名前が刻まれた星形のプレートを埋め込む記念式典に出席した。妻でファッションデザイナーのビクトリア・ベッカムさんや次男ロメオ氏と三男クルス氏、愛娘ハーパーさんら家族に加え、俳優トム・クルーズも祝福に駆け付けた一方、確執が取り沙汰される長男ブルックリン氏夫妻の姿はなかった。
自身のSNSに長文メッセージを投稿し、両親を公然と批判して「和解するつもりはない」と絶縁状を突きつけたブルックリン氏は、ハリウッドからほど近いビバリーヒルズに暮らしているが、父の記念すべき晴れ舞台を家族と共に祝うことはなかった。
式典で最初にスピーチしたクルーズは、1998年のフランス大会から2006年のドイツ大会まで3大会連続でワールドカップ(W杯)に出場しているベッカム氏を「同世代でもっともすぐれたサッカー選手の一人」と称賛。2002年に公開された映画「ベッカムに恋して(原題:Bend It Like Beckham)」でタイトルの冠にもなった現役時代の代名詞である鋭く曲がるフリーキックについても触れ、「スポーツ史に刻まれている」などと述べた。
しかし、SNSでは映画や音楽、テレビなどエンターテイメント界で功績を残した人物やキャラクターの名前が刻まれるハリウッドにある歩道「ウォーク・オブ・フェーム」にベッカム氏が仲間入りを果たしたことに疑問を呈する声もあり、「他にふさわしい人がたくさんいる」「なぜ彼が?」と困惑が広がっている。
一家は翌日にロサンゼルスのSoFiスタジアムで行われた北中米W杯の米国−パラグアイ戦をクルーズと共に観戦し、注目を集めた。(千歳香奈子)
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