なんでこんなに記事が出るのかと思ったら、9条教の教祖でしたか。合掌

梅原先生の薫陶を受けた者の1人です。お世話になりました。

水底の歌や法隆寺の謎等には国家権力に葬られた歌人や聖徳太子一族の 謎がﾃｰﾏだった。歴史を掘り下げる学問の重要性は哲学者ﾌｰｺｰの著書でも自明。歴史捏造主義自民盗のさばる日本は教育軽視の異様な愚国

最後の一行だけで、毎日新聞の記事の意図が分かりました。

今から見たら、ただのトンデモじじいじゃん何故オールドパヨクが聖徳太子を恨むのか謎だったが、この人のせいか。

９条教の人だからニュースになるって書いている人がいるけれど、もう少し一般常識を身に付けた方が良いかと思います。梅原猛さんは歴史と哲学で有名な人なんですよ。

この方なくして、かの名作『日出処の天子』は存在しません。散文的な史実から、生身の人間のドラマを構築できる、その想像力が凄かった。日本古代史が好きな人はどこかでこの方の影響を受けてると思う。合掌

「塔」「隠された十字架」「水底の歌」「黄泉の大王」・・・いっとき夢中になって読んだなあ。古代史の面白さを教えてくれた。イデオロギーに囚われない自由な学者がまた一人消えてしまった。

この人、中曽根康弘にすり寄ったと思えば、九条の会の発起人だし、靖国神社参拝や憲法改正には否定的な立場だし。テレビ局のコメンテーターで出てた時も言いたい放題だったから、よく分からない人と言う印象でした。

たった一つの側面だけみて、他の多数の功績をガン無視するのは、アホな行為だと思うんだよねぇ。政治思想は合わんけど、偉大な人やと思う(´・ω・`)

「隠された十字架」大好きです。今でもだいじに持っています。