お風呂場のトラブルをプロが手際よく解決する掃除の様子が、YouTubeで「びっくりしました」「好き」と反響を呼んでいます。見ているだけでも気持ちいい!
動画を投稿したのは、東京・葛飾区を拠点に水回りの清掃やメンテナンスを行っている「小川水道メンテナンス」の公式YouTubeチャンネル「花のお掃除」(@hana_osouji)。今回は、お風呂の排水溝の流れが悪くて困っているという依頼者の家を訪問しました。
数カ月ほど前から水が詰まりがちで、入浴しているとまるでプールのような状態になってしまうという依頼者さんのお風呂場。試しにシャワーを流してみると、確かに水がすぐに溜まってしまいました。加えてコポコポという音もするため、何か異物が詰まっていると推測されます。
依頼者さんによると、以前掃除中に排水口の弁のパーツを紛失してしまい、それが詰まっている可能性があるとのこと。
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排水口から内視鏡を入れ、排水管の中を見ていきます。しばらくは何も映りませんが、4つ目のカーブを曲がったところで大きな塊が……! 依頼者が行っていた弁のパーツが管をふさいでいることが分かりました。
今回は屋外にある排水枡から異物を取り出すことに。改めて内視鏡で異物を観察してみると、弁のパーツにしては大きく、ブラシのような細長いシルエットも見えます。すると依頼者さんは「あっ!」と、10年ほど前に排水口の掃除中に歯ブラシを流してしまったことを思い出しました。どうやら詰まりの最初の原因は、その歯ブラシだったようです。
正体が分かったところで、高圧洗浄機とワイヤーを使って異物を取り出していきます。すると、歯ブラシに弁のパーツ、そこにたくさんのゴミが絡みついた大きな塊が姿を現しました。
出てきた歯ブラシの大きさは約15センチ。歯ブラシを排水口に流してしまうケースは珍しくないといいますが、これほど大きなものがいくつものカーブを越えて奥の方で詰まるという事例はあまりなさそうです。
あとは通常どおり清掃を行えば、しっかり水が流れるようになりました。ちなみに過去の事例では、靴用のブラシが排水管に詰まっていたこともあるそうです。お風呂の排水口は予想外に大きなものが流れていってしまう可能性もあるので、気を付けたいですね。
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異物をごっそり取り除く清掃作業に、YouTubeのコメント欄には「見ていて痛快でした」「ちょっとずつ出てくると思ったら異物セットがにゅっと出てきて面白かった」「古い歯ブラシを排水口掃除に使う時はひもを付けておかないとダメだね!」などの声や、同じようにお風呂の排水口に異物を流してしまったという体験談も寄せられました。
「花のお掃除」のYouTubeチャンネルでは他にも、見ていて気持ちいい水回りの掃除動画が多数投稿されています。
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