
周りの子どもたちの成長や結果を目にしたとき、自分の子育てを振り返り、不安や後悔が頭をよぎることはありませんか?
『子どもの勉強や運動について、後悔しているママはいますか? 自分では普通に育ててきたと思っていたのに、周りの子との勉強や運動の差を見て驚くことはない? その差は長年の積み重ねなのかな』才能なのか、それとも環境や親の関わり方なのか。多くのママたちが一度は考えるテーマかもしれません。
あれだけかけた教育費はムダだった?!
『やる気がないのに買い与えた問題集はムダだった』子どものためと思ってかけた費用が、必ずしも結果につながるとは限りません。とくに、本人の意欲が伴わない場合、その効果は薄れてしまいそうです。
『中3から「塾に行きたい」と言われて通わせたけれど、塾代が高くて驚いた。事前に準備しておくべきだった』一方で、「必要なときにしっかり支えるための準備が足りなかった」という反省も見られました。教育にはタイミングと見極めが重要なのかもしれません。
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努力で伸びる部分と、そうでない部分がある
能力の差については、「生まれ持った資質」と、「努力でカバーできる部分」の両面を指摘する声がありました。
『運動はもって生まれたセンスだと思う。勉強はある程度までは本人の努力と環境で伸びるが、最上位層は別』また、習い事についても現実的な意見がありました。
『本人の希望で小学生からピアノを習っている。でも3歳から始めたからといってプロになれるとは思えない。走るのが遅くてスポーツにも向いていないけれど、楽しそうだからいいかな』能力や結果だけに目を向けるのではなく、子どもが「楽しい」と感じて続けていること自体にも、大きな価値があるのかもしれません。その積み重ねが、やがて別の力として花開くこともあるのでしょう。
何もしなかったけれど伸びたケース
一方で、特別なことをしていなくても成果が出たというケースもあります。
『放っておいたが、いつの間にか勉強に夢中になっていた。小学生のときから基礎ができていたからかも』
『普通に育ててきた。中1で本人の希望で塾に行き始めた。スロースターだったけれど、難関大学へ進学した』
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勉強や運動よりも気になる「生活習慣」
『勉強や運動は気にしていないけれど、生活態度は何が悪かったのかと悩む。玄関に置きっぱなしの学用品を見るたびに、どうしたら自分で片づけるのだろうか……と思う』学力や運動能力そのものよりも、日常の習慣に対する後悔の声が聞かれました。整理整頓や、自分のことを自分で行う力など基本的な生活習慣は、すぐに結果が見えるものではありません。勉強以前に、ものごとにどう向き合うかという姿勢こそが土台になると感じているママもいました。
ママの関わり方と距離感の難しさ
親としてどこまで関わるべきか……。悩んでいるママは少なくないのでしょう。
『寄り添うことは大切だが、やりすぎると過干渉になるし、その加減が難しいよね』
『やる気は周りがどうにかできるものではない』
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『常識や礼儀、ものごとに取り組む姿勢が何より大切。それができたら、社会生活を送っていけると思う』学力や運動能力は一部の評価にすぎませんが、社会に出てから必要とされる力はもっと幅広いものでしょう。そうした視点から、子育てを見直すママも少なくありません。
最終的には子どもを見守ることしかできない
「成績がいい子の親の向き合い方」をテーマにした動画や書籍を見ると、焦ってしまう気持ちもわかります。しかしそれはほんの一例にすぎません。「その子の場合はうまくいった」だけなのですから……。
親子にはそれぞれの形があります。親がどれだけ関わっても、最終的に選択し行動するのは子ども自身です。子どもがどのように日々をすごし、何を感じ、どのように成長しているのかに目を向けることが、ママとしてできる一番の関わり方なのかもしれません。その積み重ねが、これからの未来をつくっていくのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・Ponko
