限定公開( 12 )
寒い時期に話題になる、“毛布は掛け布団の「上」か「下」か”論争。違いはあるのか、結局どっちがいいのか、京都の老舗寝具メーカーロマンス小杉に聞いてみました。
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―― ズバリ、毛布は掛け布団の上か下、どちらに配置するのがよいでしょうか。
ロマンス小杉: 2種類の方法があります。あたたかさ重視なら掛け布団の「上」、特に羽毛布団と軽い毛布の組み合わせがオススメです。
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一方、毛布のふわふわ感を感じたい、布団に入ったときのひんやり感を減らしたい、といった場合は、掛け布団の「下」が効果的です。
―― それぞれについて、詳しく教えてください!
ロマンス小杉: 前提として、毛布の掛け方は「毛布の種類」と「用途」で変わります!
<あたたかさを重視したい場合>
羽毛布団には、体の熱であたたまった空気をたくさん含むことであたたくなるという特徴があります。そのぬくもりを逃がさないために、毛布を上に“蓋をするように”掛けることがポイントです。
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また、上に乗せる場合は、羽毛布団の上に重い毛布を乗せると布団が潰れてあたたかい空気が逃げてしまうので、軽い毛布を使うのがコツです。毛布の素材は、化学繊維・天然繊維どちらでも大丈夫です。弊社商品ですと「Tomin毛布light」が軽くて使いやすいです。
<毛布のふわふわ感を感じたい、掛け布団のひんやり感を減らしたい場合>
毛布を掛け布団の下に敷く場合は、身体の近くで使用するため吸湿性が良い綿やウールなどの天然繊維がおすすめです。
ただし、化学繊維でも、身体に近いところで効果を発揮するような特殊なものでしたら、掛け布団の下で使用しても差し支えありません。弊社商品ですと、例えば綿で吸湿発熱してくれる「ウォームサポートふかふかケット」や、遠赤外線効果のある「ロマンス岩盤浴毛布」が条件に合います。
―― さらにあたたかくする方法などはありますか?
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ロマンス小杉: 体の上だけではなく、下にも毛布を敷くこともおすすめです。丈夫なアクリル毛布でもいいですし、敷き毛布という選択肢もあります。
つまり、最強にあたたかい掛け方は、上から順に「軽くて薄い毛布→羽毛布団→体→敷き毛布」という順にすることですね。これだと抜群にあたたかくなります! 敷き毛布は、弊社商品ですと「Tomin毛布basic敷き毛布」などがあります。
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なお、ロマンス小杉によると、今回は軽くてあたたかい羽毛布団を使うの場合を想定しているとのこと。また、これらはあくまでもオススメであり、自宅にある毛布の種類や自身の好みによって調節することを推奨しています。
まだまだ寒く、電気代もかかってしまうこの季節。“最強のかけ方”を実践してみるとよいかもしれません。
※取材・画像協力:ロマンス小杉
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