リリー=ローズ・デップ主演の“吸血鬼”映画『ノスフェラトゥ』5月公開決定

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2025年02月08日 18:01  cinemacafe.net

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『ノスフェラトゥ』© 2024 Focus Features LLC. All rights reserved.
『ウィッチ』、『ライトハウス』のロバート・エガース監督最新作『ノスフェラトゥ』が5月16日(金)に公開されることが決定した。

物語は不動産業者のトーマス・ハッターが、仕事のため自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵へ会いに行くところから始まる。トーマスの不在中、彼の新妻エレンは夫の友人宅で過ごすが、ある時から夜になると夢の中に現れる得体のしれない<彼>の幻覚と恐怖感に悩まされるようになる。時を同じくして、夫のトーマス、そしてエレンが滞在する街に様々な災いが起こり始める…。

第97回アカデミー賞では撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされ世界各国で高い評価を受けている本作は、ロバート・エガース監督が幼少期に夢中になった、F・W・ムルナウ監督によるサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に独自の視点を入れ創り上げた渾身の最新作。

映画のタイトルにもなっている<ノスフェラトゥ>とは、吸血鬼の総称として使われており、F・W・ムルナウ監督の映画を初めて観た時から、その存在の虜になったというロバート・エガース監督。高校時代に映画の舞台化脚本を友人と共同で執筆し上演し、このことがきっかけで映画監督、そしていつか自身の手で映画化したいと憧れるようになった。

ハリウッド監督デビュー後、何度も映画化を試みたが叶わず、今回ついに3度目となるチャレンジで辿り着いた悲願の映画化だ。撮影に必要な演出のためにキャンドルの明かりが必要となれば適したカメラレンズを使用、スタジオには当時の建物を研究した約60ものセットを組み、本物のねずみ約2000匹を使って撮影をするなど、“本物”にこだわった。

主演を務めるのはリリー=ローズ・デップ。オーディションで主人公・エレン役を掴み取ったが、そのオーディションはロバート・エガース監督が思わず涙するほどの演技だったという。本格的なホラー映画への出演は本作が初となるが、どんな顔を見せてくれるのか注目だ。

オルロック伯爵役にはビル・スカルスガルドが起用され、彼の演技は「ハリウッドの新たなホラーの王様」と称賛されている。そのほか、ウィレム・デフォー、ニコラス・ホルト、アーロン・テイラー=ジョンソンら豪華キャストが名を連ねている。

『ノスフェラトゥ』は5月16日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかにて公開。




(シネマカフェ編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • おお100年の時を超えてリメイクかと思ったら、1979年にもリメイクされているのね。どっちにせよ、原作と違ってドイツ印象主義の典型的作品といった価値は(おそらく)ない。
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